ドリル園児 完全版 (ビームコミックス)
少年誌の週刊連載と言うギャグ漫画家にとっての難行を数年続けてきた筆者の残念ながら打ち切りになってしまった作品の完全版です。
少年誌向けですが、黒くてシュールな笑いは大人が読んでも(または大人の方が)面白いです。
シャラポワさんの胸のポッチは私も押したいとは思いますが、とても無理です。園児ならではの荒業だと思いました。
後、オマケ収録の「リアル園児」はギター好きの全ての父親に読んで頂きたい心暖まる話です。
0‐6才 新しい「しつけ」の本―「自分でしたい」「自分でできる」の見守り方がわかる (たまひよ新・基本シリーズ)
たまひよのベネッセからこの夏、新しく出されたしつけの本。
その大きなコンセプトは、子供の育つ力を信じ、
「教える、育てる」ではなく、
長い目で、「見守り、支えよう」というもの。
「この時期には、ああしなさい、こうしなさい」と
親を焦らすしつけ本が多い中、
この本は、どれも、自分のお姉ちゃんやお母さん、
おばあちゃんからのちょっとしたアドバイスのような
やさしさにあふれた内容で、何だか励まされます。
読者ママの体験談も豊富だから、とっても身近で、
そうそう、この悩みなんだよねぇ、っていうのが多いし、
使われている写真もそんなママたちからの投稿だから、
とってもほのぼのしていて、見ているだけでも、
育児の疲れが、やわらぐ感じ。
人と関わる力(褒め方、叱り方…)、自分でできる力
(生活リズム、おむつはずれ…)、人と共に生きる力
(個性、友達、親との関わり…)、生活を楽しむ
(自然と遊ぼう、食べるって楽しい…)、
たくさんの目で見守ろう(パパの育児、シングルママパパの育児…)
などと細かくわかりやすく項目別に書かれています。
全部で241p、この値段で、これだけ豊富な内容なら
私は、納得です。
一家に1冊、育児に、ちょっと行き詰ったときに、
もしかしたら、助けになるかもしれませんよ。
銀河宅配便マグロ 1巻 (ビームコミックス)
なんて変態的な漫画だ。ひねくれたおおひなた節が全開。
ハマる人は、ハマル、酔える、平衡感覚がなくなる。
オチがわからない回が多々あったのと作者コメントがなかったので、星4つで。
まほう少女トメ 1 (ビームコミックス)
おおひなたごうさんといえば、ギャグマンガ家のイメージが強いですが、本作はホラー漫画。
原作者が別にいて、作画だけをおおひなたさんが担当されているそうですが、絵もホラーに
合わせてか、かなり残酷描写が多いです。
なのでいつものおおひなた作品を期待していると面食らうと思います。
雑誌では読んでおらず、コミックスで初見だった自分も、最初は自分も考えていた感じです
が、だんだんとこれはこれで作品としては面白いと思えるようになってきました。
でも確実に好き嫌いが別れる作品。
先に連載誌で読んでから購入されることをお勧めします。
そういえば、裏表紙の絵がexゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんの絵に似てるなぁと思いました。