PSYREN ─サイレン─ another call1 紅蓮の聖誕 (JUMP j BOOKS)
サイレンファンは買って損は無いと思います。
万人向けにサラッとした文章ですので"小説"としての読み応えは微妙ですが、サイレン・サイドストーリーとしての読み応えは十分かと。
JBOOKSでの小説化は「同人誌か…??」と思ってしまうような出来の作品もあるので安心しました。
ノベライズは漫画ではしきれない伏線回収にいい機会のようで。2巻も期待したい。
みえるひと 1 (ジャンプコミックス)
所謂少年漫画の幽霊ものとは違って、怖いとかドロドロした雰囲気はありません。
生きてる人だけでなく、人と触れ合うことの出来ない孤独な幽霊を助けてあげる優しい案内屋さんの、ハートフルなお話です。
幽霊を怖がっていた姫乃と幽霊とのの交流も、どこか抜けた明神さんの妙ちくりんぶりも素敵です。
絵柄に派手さはありませんが、とてもお上手なので見ていて苦痛もありません(笑)
次巻も楽しみです!
PSYREN-サイレン- another call2 未来は君の手の中に (JUMP j BOOKS)
これぞ、真の完結編である!と言いたい!サイレンファンの期待を全く裏切らずに完璧なまでに本編の補完がなされている!これは、ただの最終話の後日談ではないのが分かる。サブタイトルの「未来は君の手の中に」もサイレンの世界観やテーマを反映していて好きです。ジャンプ本誌の広告やこれの帯に書いてあった「十年後の君は幸せか?」というキャッチコピーもGood!!
10年後のアゲハ達が幸せになってくれた事が本当に嬉しいと感じられる。まるで、親しい友人の成長を見届けるかのような気持ちにさせてくれる。
個人的に一番好きなエピソードは「霧崎カブトと武智さんの話」である。サイレンの世界に一歩距離を置いた所からサイレンの核心に迫ろうとしていた武智さんの存在も重要である。
そして「本当の意味で」大人になったカブト。岩代先生も語っていたがホントにカブトは良いキャラになったなぁ〜、と。それが分かるのが武智さんとの絡みと戦場での戦争孤児との対話から読み取ることができる。
親を亡くした孤児との触れ合いも名場面。言葉が通じないのに、孤児たちの心の内を読み取ったカブト。彼の人間性の高さを感じ取れるおススメのシーンである。
カブトが未来世界にて爆死した時の生々しい経験談のくだりもグッとくる。
そして、彼が「俺、人殺したことあるんだ・・・」と武智に語り、未来世界にてカブトがアッシュを殺した時のカブトの心情を吐露する。
「罪悪感に苛まれ、自己嫌悪を繰り返し、忘れられない感覚」だったと。カブトにとって、10年間は「贖罪の日々」でもあったんだと悟る事もできる。
小説が苦手な自分でもスラスラ読めたので、活字が苦手な方にも是非勧めたい。
PSYREN-サイレン- 1 (ジャンプコミックス)
面白い作品がしっかり面白いと評価を受けていて、本当に安心できますね。
さてこの作品は、前作『みえるひと』と大体同じような評価を受けています。
つまり、文句無く面白い。しかし、地味。
そしてこの作品の特徴として、断片的な1話だけを見ても、
その面白さに気付きにくいというものがあります。
ジャンプで連載している事を考えると不利ではありますが。
この作品の存在を気に留め、読んでみたの人の多くが面白いと評価しています。
気になってこの作品のレビューを見ている方は、その週だけをの内容を見るのではなく、全体のストーリーを楽しんでください。
smile
クラシックファンの方申し訳ありません。
私は全然クラシックに詳しくも無いですし、専門用語とかもよく分かりません。
「明石家さんch」を見て、素直にこの人の曲を聴いてみたいと思いました。
美人アーティストと言われても納得のビジュアルでした。
というか、めっちゃ好みのタイプの方でしたから('∀`)
元々クラシックギターや、ショパン等の作品は聴いていましたがバイオリンの作品を好んで
聴いたことはありませんでした。
動機が不純と言われるかもしれませんが、でもこういう形でもクラシックに
興味を持つことも悪いことでは無いと思っています。
とりあえず聴いた後、また評価を入れ直します。
(3日後・・・編集)
届いたので早速聴いてみました。
素人表現で稚拙な感想ですが申し訳ありません。
バイオリンという楽器は嫌いではありませんが、どちらかというとギーギー・キーキーという
イメージが強く上にも書いているとおり好んで聴くことは無かったのですが
こんなにも色々な音(表情)を魅せてくれる楽器なのかと感動しました。
喜怒哀楽がしっかり表現されているように感じ、思わず聴きながらCDのタイトル通り
smileになってしまいました。
また別の意味で最後のボーナストラック扱いの、お父さんと競演されている曲は
ニヤリとさせられました。ナイス選曲ですね。
最初から最後までしっかり音楽(音を楽しむ)という事を意識して作られている作品でした。
考えれば、音楽をこれほど楽しく聴けたのは久しぶりなような気がします。
動機は不純でしたが、これからも宮本さんを応援していきたいと思います。