S(期間生産限定盤)
「作曲が明希だから『S』のインストはRe-Mixかも!?」と一人で勝手に盛り上がっていました(SIDNAD vol.1の『ミルク』のRe-Mixがあまりにも素晴らしかったので)。
結局、「歌を抜いただけの、そのまんまの演奏ね」と最初は凹み、次に「インストで聴いても『S』ってカッコいい!」
が、どれか1枚だけの購入でしたら、初回限定盤をお勧めします!(こちらは星★5個)
カップリングの『レイニーデイ』はShinji氏らしいメロディアスな曲で、いつにも増してギターとベースの絡みが心地良い。
ライヴ音源の『歌姫』はマオ氏が客席に乱入しただけあって、お客さんの声がいつもより大きく入っています。
そして何より、DVDが最高です!
『残り香』はCDよりも、PVよりも、ライヴが一番!と感動しました。
PVを一発撮りした『S』も、同じく。
たった2曲で、MCも舞台裏もありませんが(ラストに特別ゲストが“3D”で登場します)、『残り香』ホントに良かったです。
P.S. 初回限定盤だけをお勧めしているレビューになってますが…
もともとインストゥルメンタルは好きです。普段“歌を追ってしまう耳”が、各楽器の音を聞き分けようとするので、新たな発見があります。
明希氏の『身を削って創った曲』との思いが、インストを聴くと本当に痛いほど伝わってきます。
リング (角川ホラー文庫)
なぜ死んだのかという謎解きよりは、1週間という限られた時間の中で、生き延びるための手段を見つけ出さなければならないという緊迫感が読者に言い知れぬ緊張を与えます。それを楽しむべき作品でしょうか。
君に届け 2 (マーガレットコミックス (4094))
「君に届け」はホントいいです。泣けて笑えて、すっきり!今回はめちゃくちゃ泣けました。
半分あたりから泣き始めて、最後まで泣いてました。よかったね、爽子。がんばったね……。爽子は本当にいい子です。矢野ちんとちずも、読むたび好きになります。
風早君の出番が少なかったのは残念でしたが、決めるとこではガツン!これまたいい人ですよねぇ〜。表紙の見開き(?)で風早君が爽子を抱きしめている絵にキュン♪としました。裏表紙の見開きとつながってて面白いです☆
今回、個人的に龍の出番が多くてうれしかったです♪いやーかっこいい!一度は言われてみたいもんだな、あのセリフ。矢野ちんと龍の関係も気になります。
次の巻も楽しみです☆★
貞子3D --復活 (角川ホラー文庫)
先日書店で見かけて貞子の新シリーズだぁと思って購入しました。
解決したと思ってたのに、なんでまた復活しちゃったのよ…ってビックリ。
でも購入してから、原作者ではない方の作品だということに気づきました。
原作者の方の書かれた今までの本とは違い、すごくさらりと読めました。
難しいことは書かれておらず、ただ淡々と「状況」「誰がどうなった」というのがつづられていて、
読み込んだり感情移入することはなかったです。
登場人物たちが貞子に殺されるシーンも、あまりに唐突、そしてアッサリ一瞬でやられて終わってしまうので、
ある意味ビックリと残酷な恐ろしさで「うわぁ…」とつい顔をしかめてしまう場面も…
予兆がない分、いきなりバーンと何かが起こる外国ホラー系に近いかも。
心理状況などはないので、怖いと言えば怖いですが、肝心の貞子の存在感がほとんどありません。
貞子の登場も唐突であっさりなので「え?」みたいな感じ。
以前のドロドロ感漂うのとは違い、海外の突然ビックリ殺害系で、違う物語として読んだ方がいいかも…
(映画がこうなんでしょうか?)