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黒執事 II 1 【完全生産限定版】 [DVD] BLっぽいじゃなくBL!だと思う!

クロ×アロ夫婦 セバ×シエ夫婦のはじまりの巻みたいな感じ。

罪と罰(5) (アクションコミックス) つい最近この漫画を手に取りましたが、短期間で一気に購入してしまいました。

「資格を持つ者には手段として殺しも許される」

という信条のもと、計画を上手く遂行する為の駆け引きというのは一見デスノートの月を思い起こさせるような気がしますが、この作品はむしろ主人公の簡単にはいかない、迷いや葛藤の部分を描いているのでしょう
人間の弱さ、というものを突き付けられるのは心が痛いものです

主人公の同級生である、親切で社交的な矢住が主人公に言い放つ言葉もなかなか強烈

自分を憐れむのがそんなに楽しいか?

バカバカしい!

小さなことをこねくり回してぐだぐだ悩んで可哀想な自分に酔っている人、実際は誰にも相手にされていないだけなのに、周りが馬鹿だから本当の自分の素晴らしさをわからないのだと見下して内に閉じ籠る奴に是非言ってやりたい台詞ではないですか

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ もっとも嫌われもっとも影響力のあったアルバム (P‐Vine BOOKs) 私は熱心なロックファンというわけではなくて、むしろVUに影響を受けたとされる77年以降のパンク・ミュージックなんて大嫌いな部類に入るのですが、『Velvet Underground&Nico』はもう本当に大好きなアルバムで、同時にこのアルバムを世に送り出したルー・リードもジョン・ケイルもスターリング・モリソンもモーリン・タッカーもニコも、もちろんアンディー・ウォーホールも、このアルバムに関わった人間が愛おしいくらいに思えるほど、1stバナナが大好きです。

暗く陰鬱な雰囲気をまとった(というかそのように装うしかなかった)VUのイメージ、そして前衛的で卑猥な内容を扱った音楽だと批評家たちから攻撃され、正しい耳のリスナーを獲得する前にラジオ局からも完全に無視され、妥当な評価すら与えられることなく、さまざまな不運が重なってロック史の淵に一度は追いやられた1stバナナ。もはや伝説ともいえるアルバムにまつわる話がゴロゴロと、まるで鉱山から発掘された宝石のように彼らを内側から輝かせるような本がついに出たのか!と期待したのですが、個人的にはあまり興味のない話に数十ページも費やされていたことが残念でした。

どういうことかと言いますと、この本の著者はミュージシャンなので、僕が影響を受けたアーティストは〜とか、十代の僕がこれこれのアルバムに出会って〜、という「余談」がけっこう多いです。著者自身が「余談になるが〜」と何度も断っているのですが、これがほんとうに余談であります。もうひとつ、レコーディングに関する話のところで、エンジニアに関する経歴紹介にかなりのページが割いてあります。確かにディランやサイモン&ガーファンクルの名前が登場してなかなか興味深い内容なのですが、ちょっとマニアなロックファン向けかも?すこし退屈に感じました。あと、誰の証言をとっても結局のところ定かではない製作費について最初に結論を言いながら、だらだらと書き続けているのもどうかと思いました...。

というか、私はこのアルバムにまつわる、これまで語られることのなかったこれこそほんとうの秘話のようなものを期待していたのですが、これまで彼らについて言われてきたこと、インタビューの総まとめといった感じです。たまーに知らなかったエピソードが出て来てにんまりしてしまう程度のもので、それ以下でもそれ以上でもありませんでした。ひとつひとつの曲について解説された章はとても面白かったです。ロックに精通されているかたが読んだらもっと違う印象をもたれるかと思いますが、素人目からですとこのような感想になります。

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