Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1
宇多田ヒカルの音楽は好きで、ラジオで良くかかってるのを聴き、
べつにシングルやアルバムは買ってないけど、いつかベストが出たら
「絶対買うぞ」と思ってた、僕のようなライトファンには待ってました♪のアイテムです。
そういう人向けでしょ、これは。全ての商品が、マニアックである必要ないし。
彼女も、ベストが出る時期の歌手になったんだなあ。
英語で読む日本史 【増補改訂第2版】 (講談社バイリンガル・ブックス)
私が読むにはまとめて書かれているので悪くない、でも実際イギリス人に読んでもらったら、箇条書きのようでわかり難いとの感想でした、
この本で一番の欠点は、昔の地名がそのままで、地図をつけて今と昔の地名を書かれていたらわかりやすかったと思う。それと町並みの絵が小さくても書かれていたら理解しやすいと思う。
家族の歌 河野裕子の死を見つめた344日
私は何十年も前からの河野先生のファンでした。某新聞社の週1回の短歌欄の選者としてのコメント、その歌、大好きでした。
同じ病気で亡くなられたことも知りましたが、怖くてなかなかその後に出版された本が読めませんでした。このご本は、ご家族が続けて紡がれた珠玉の短歌&エッセー集です。
一度に読むのがもったいなくて、机の上に置いて、何日にも分けて読ませていただきました。最後の最後まで歌を詠んでいかれた河野先生。先生を見守られたご家族。もったいなく、うらやましいほどの、すばらしいご家族の姿をすっきりと、そのままに見せていただきました。ありがとうございます。
サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA (角川スニーカー文庫)
シリーズ七巻目にして、最終巻となる今作は約430ページほどの大ボリュームになっています。
また、勿論内容の方もそれに負けないくらい濃密なものになっていると思います。
ケイや春埼に相麻はもちろん、サクラダリセットに登場する少年少女は一見大人びているように
見得ますが、根幹の部分ではみなどうしようもないほどに純粋で、それぞれに年相応の脆さがありました。
能力を失った世界の相麻は幸せでそれを思うと、ケイの選択を手放しで称賛することは出来ないけれど、
頷くこともできないこともあるけれど、その思いには痛いほど共感出来ました。
何が正しいのか、人の内面をじっくりと見つめる様なテーマはシリーズを通して描かれていて、考えさせられました。