焦らなくてもいい!拒食症・過食症の正しい治し方と知識
夏から娘が拒食症になり、この本に出会いました。
摂食障害に対する色々な本を本を読みました。
読んでいるだけで不安になる本もある中
母親である私が最も安心して読むことが出来ました。
長くかかると言われる摂食障害ですが
この本の書かれてある通りの行動をしていき
今、娘は普通に食事を取れる状態になりました。
この本に本当に救われました。
拒食症・過食症を対人関係療法で治す
プライマリケア医ですが、これは役立ちますね。
拒食症・過食症の子供たちの思考がわかりやすく、どう対処したらいいか具体例もあってとってもよかったです。体重の事ばかり自分も言及していてどうしたらよいかと思案していたところで出会ったこの本。上手く臨床に生かせるといいです。
患者さんや親御さんに読んでほしい一冊です。
私は「うつ依存症」の女 [DVD]
作家の才能がありながらも、重度のうつ症状に悩む女性が
親や友人・恋人と苦しみながらも接していく姿を描いた作品。
ハッピーエンドで終わることがない所からも
「うつ病」の重さを知ることができます。
主人公の女性は幼少の頃から両親が絶えず喧嘩を繰り返しており、
親に愛されるという経験がない。
そのため、自分をよく見せようとこだわり、
真の自分を曝け出すことを親にも友人にも出来ないでいる。
だから自分にも他人にも期待する像を抱き、
それが満たされないとなると、異常なほどの絶望感に襲われ、
自傷したり、自分の世界に閉じこもってしまう。
彼女が欲しいのは、「頑張れ」ではなく「頑張ろう」
といってくれる人なのだ。
本当の意味で自分と向き合ってくれる人。
精神を病んでしまった女性を取り上げたからこそ、
金でも名声でもなく、真の愛を求める作品に仕上がったと思います。
この作品を見て感じたことはとてもたくさんあります。
それは、自分が精神的に健康な状態でないからも
あるのかもしれません。
作品を見て感じたことは、同情というより共感が多かったです。
以下に感じたことを箇条書きでまとめます。
1.「あなたもつらかったのね」「みんな心配してる」
「私にできることなら何でもするから言って」といった言葉は、
いい人ぶっているだけ。
その場だけの同情は本当に意味がない。
弱い存在には、自分の存在意義を満たそうと人が集まってくる。
相手を心から思えない同情はむしろかけるべきではない。
2.全てを言葉で伝えることは必要ない。
「あなたを育てるのにいくらかかったと思ってるの!?」
といった言葉を投げかけられた子供は、一層反発を強めるだけ。
押し付けや自分の身を守るための言葉は相手に通じない。
3.期待とプレッシャーは表裏一体。
人は誰かに認められたいと思う反面、それがプレッシャーとなり、
苦しめることにもなる。
4.親といい関係を保つのは本当に大切。
親とうまくいってない
→自分を認めてもらいたくて、ありのままの自分を出せない。
→親が認める自分でいられないと感じた時に、
自分の存在を否定してしまう。
→自分を曝け出せなくなり、それが人を受け入れられないこと
になってしまう。
5. 「頑張れ」ではなく「頑張ろう」が大切
精神的に苦しんでいる人は、頑張ってきたのに
傷ついてしまったため。
相手を理解して一緒に走ってくれる人を求めている。