HISTORY RICISM [DVD]
デビュー当時の初々しい?姿から、セット懲りまくり、
「いくらかかってるんだっ?」なものまで。
プロモ・CM、貴重なカールちゃん女装もしっかり収録されています。
米米クラブを知ってる人も知らない人も楽しめますよ。
古米新米。お米がギッシリ、詰まってます!!
R35 Sweet J-Ballads
このオムニバスはなぜヒットしたのだろうか。
確かに、大ヒット曲を揃えたからということもあるだろう。
でもそれだけじゃないと思う。ここでは30歳ではなく35歳というところがポイントなのだ。
もちろんこのアルバムはさまざまな年齢層で受け入れられるだろうが、35歳で生じてくる、大人のどこか不安で微妙な心理状態を見事に突いてきていると思う。
そしてこの曲順がいい。特に4曲目「Get Along Together」から8曲目「クリスマスキャロルの頃には」へ至る流れ、そして14曲目の「壊れかけのRadio」からラストに「世界中の誰よりきっと」を持ってくるあたり。
この曲順を意識的に考えたのならさすがであり、この展開にこそ35歳であることの意義がある。
もちろんオススメの一枚。
あと、似たような企画ですが、2枚組、30曲の「クライマックス」もいいよ。
白瀧 上善如水 純米吟醸 1.8L
まず、物足りない。
フルーティな飲み口が売りなのだろうが、この程度では特長ともいえない。
やさしすぎる口当たりは意図的なもの。よって日本酒独特の唾液を引くキレも感じられない。
日本酒は食中酒としては最高の酒だと解釈しているが、これでは旬の肴に負けてしまう。
冷やでしか呑めないので、体内で体温に近づいたときの酔いに注意。
下品な酒ではないので悪酔いはしないと思うが。
手前の勝手な創造だが、製作意図は理解できるし、達成している。
ただやはり「日本酒を呑む人種」が必然的に手に取り、呑むと星は3.5といったところか。
この酒から本当に初めて日本酒をたしなむにはいいのかもしれないが、
「どこかで呑んだ日本酒がフルーティですっきりして美味しかった。似たようなのを探してます〜」
の人には肩透かしだろう。