ジョン・レノンが大好きで迷わず購入しましたが、内容はレノンと親しい関係の人物が、ずっとインタビューに答えるいった感じで観ててすこし退屈でした。もう少しレノンの肉声やライブ映像をいれてほしかったです。とはいえジャケットの表紙やパッケージのデザインはよいです。またブルーレイで発売してほしかったです。
超字幕/イマジン/ジョン・レノン (キャンペーン版DVD)
日常会話のリスニングのトレーニングに、とてもよい教材だと思います。TOEIC高得点者でも、ニュースは分かるが、映画のセリフが聞き取れない人は多いそうです。 一応、各発音記号と音声変化の基礎知識を習得してから使うと、効果が上がると思います。
セリフの頭出し機能が、DVDで学習する時に比べて、便利です。ただし、頭出しの位置が、少し前になってしまいます。音声のスピードを0.6-2.0倍に変化させることができます。映画全編のセリフを対象にした単語の穴埋めクイズの「超連続リスニング」はとても役立ちます。ただし、この機能がない製品もあるので、確認してください。「お気に入り字幕」に登録すると、個々のフレーズだけを再生でき、例えば、聞き取れなかったフレーズを集めて、練習することができます。メモまで付いていて、私はフレーズを発音記号に書き換えたりして、利用しています。単語帳は、見出し語が豊富なリーダース英和辞典を、参照します。さらに、単語帳の内容を、ユーザーが編集できます。しかし、残念なことに、一般的に、英語字幕は、スペースの関係でしょうか、省略や意訳が多いそうです。スクリーン・プレイ・シリーズのように、学習のために完全なセリフが表示されれば、一層、価値ある教材になるでしょう。
ジョンの魂
発売を心待ちにして届いてから気持ちの準備を付けた上でヘッドホンで集中して聴きました。
生音ライヴ感ましまし、絶叫はぐさぐさ突き刺さりリリック全てが肌から染み入ってくる容赦無い仕上がり。全人類ひとりに一枚。買うなら是非国内盤を。これは凄い。本当に凄い。
完全無欠を汚した(満場一致)ボートラ(「Power to〜」が悪いんじゃないよ)はこれにはありません。
「母の死」が終わってからの数十秒だか数十分だか数日もまたこのアルバムなのだ。みんな知ってる事だけど。
元に戻って音もこんな風になっておれはとっても嬉しいよ。泣けるぜ。
てか買って聴いた一発目はやっぱり涙があふれました。
絵本ジョン・レノンセンス (ちくま文庫)
~アイドルとして絶頂期にあった1964年に出版された自著「In His Own~~ Write」(彼自身の筆によって)の訳書である。この本は、一般的にはただのポップアイドルであったレノンが、レコード業界とは別の領域で才能を評価され始めるきっかけとなったようだ。もっとも、人気の波に乗ってベストセラーにはなったものの、「10ページ以上読んだファンはいない」などと揶揄されたらしい。原因は、その難解な内容にある。短編物語集の体裁に~~なっているが、題名からして「in his own right」(彼自身の権利によって)という本のもじりらしく、全編通して言葉遊びに満ちている。音の面白さのみに重点を置いて書かれている部分も多く、普通の感覚で意味を読み解こうとするのは無駄な努力と言える。
~~
そういう意味では、日本語に訳すことは不可能である。だから、そのような困難な翻訳に挑んだ片岡義男ら翻訳家の業績をひも解き、彼らなりの解釈を楽しむのならいいが、レノン本人の感性を味わうには、その部分を差し引いて考える必要がある(それでも彼独特の世界はかなり伝わってくる)。ちなみに2冊目の著書、「A Spaniard in the~~ Works」も、「らりるれレノン」として日本語訳されている。~
ジョン・レノン・トリビュート~カム・トゥゲザー [DVD]
2001年に行われたジョン・レノンのトリビュート・コンサートのテレビ映像です。
10月2日に行われたのですが、その直前「9.11」が発生し、犠牲者への追悼チャリティ・コンサートとなったようです。
ポール・マッカートニーが提唱した「ザ・コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ [DVD]」が10月20日ですから、その少し前に行われています。
「9.11」というテロに対して、ジョンの歌でもう一度「愛と平和」を訴えかけようとしています。
確かに、ジョンは誰も気づかない頃からずっと「LOVE&PEACE」を語り続けています。
今でもリンゴは挨拶するように右手にVサインで「ピース」と微笑んでいる様子を見ます。
1960年代に世界中にこのスタイルは広がっていきました。
ジョンは、ビートルズの終わり頃から、抑え切れない魂を刻むようなメッセージや思想を、詩人が詩に詠むように、ロックンロールで世界に発信しました。
「平和を我等に」「ハッピー・クリスマス」「イマジン」「パワートゥザピープル」「インスタント・カーマ」「マインド・ゲームス」などは、単なる音楽ではなく、ジョン&ヨーコのメッセージです。
「愛と平和」「一人ひとりが願えば平和になる」「国境のないことを想像しよう」
政治や軍事に対して、歌で人々の心に平和の灯を燈そうとした主張は、滑稽で道化のように見えることもしばしばでしたし、世の中に影響を与えているのかどうかも手ごたえすら危ぶまれるものでした。
このコンサートを見ていて、ジョンはやはり思想家であったのだと思いました。
数十年も前の彼の主張がようやく理解できる、時代がジョンに追いついたと感じました。
常に戦争を繰り返す人類に対して、決定的なメッセージを発しているのに、夢想家としてしか見向きもしなかった世の中が彼の主張を聞き入れようとしているように思われました。
ジョンの作品がアレンジされて披露されていきます。なかなか味のある作品が多く、中でもシンディ・ローパーの「ストロベリー・フィールズ」は良かったですね。曲を紹介するのは、映画のビッグスターです。MCのケビン・スペイシーは、最後に自ら「マインドゲームス」を熱唱します。
見終わって、ジョンの曲の歌詞をもう一度読み直したくなりました。