ベスト・オブ・ボンド(DVD付)
つい「ゼロゼロセブン」と言ってしまう世代(含むオレ)も、最初から「ダブルオーセブン」な世代も、共になかよく楽しめる。そんな“007シリーズ”の主題歌集が、新編集で登場した。
青いイラストのアウターケースの中に、CDのみの盤と同じ、赤いイラストのジャケットがついたプラケース。中にはCDとDVDが。
DVDには主題歌5曲のPVと、『浅ヤン』での石井院長の登場曲でもあった「ゴールドフィンガー」のライブ映像、そして2000年制作のドキュメンタリー“THE BOND SOUND -THE MUSIC OF 007”(約22分。字幕の色がなぜかレモンイエロー)。合計約43分、リージョンオール。
確かに、ある程度まとめて主題歌のPVが見られるのはいいけど、もうちょっと曲数多くてもいいんじゃないのか。ドキュメンタリーも興味深いが、残念ながら既出で、こりゃ泣けてくる。本当にこれが、いろんな意味で大サービス盤だった『ゴーゴー・ベンチャーズ(DVD付)』を出したのと同じ会社の所業だろうか。
できるなら廉価版として出し直していただきたい、というのが正直な気持ちだ。
もちろん、CDそのものの内容は充実しまくっている。もう、鬼カッコいいとしか言いようのない第21作『カジノ・ロワイヤル』までの全主題歌orテーマ音楽に、サッチモが歌う『女王陛下』の美しい挿入歌「愛はすべてを越えて」、k.d.ラングがシャーリー・バッシーばりに熱唱する『トゥモロー…』のエンディング・テーマ「サレンダー」も添え、年代順に収録。CD1枚にびっしり詰まった“007:音の歴史”に、ただ圧倒されるばかり。
輸入盤、ダウンロード販売もあるが、日本独自の解説・対訳がなかなか充実しているので、個人的には日本盤『ベスト・オブ・ボンド』のご購入をおすすめする。
イース -ナピシュテムの匣- 特別版
PSP版のイース -ナピシュテムの匣-はすでに発売されていますが、致命的なまでのロードの長さや操作性の悪さ(アナログパッドに対応していない等)といった点がユーザーの間で酷評されており、評価は高くありませんでした。かくいう私もがっかりした一人です。
……そして、存在すら忘れかけていた最中、突如として特別編の発売が決定しました。なんでも新ダンジョンやデータベース参照などの新機能が追加されているとのこと。
汚名返上! ということで今回の特別編の開発が決まったどうかは分かりませんが、購入者の一人としては追加要素よりも先に、ゲームとしてストレスを感じることなく遊べるレベルになっていて欲しいですね。
……それにしても、定価が5299円とは、なんとも複雑な値段設定ですね(汗)。正直、2800円くらいならまた買ってもいいかな、と思ったのですが……
購入者の配慮を一切無視したこの値段……それに見合う価値がこの特別編にはあるのか、ないのか。今後の情報に期待ですね。
ファルコムスペシャルBOX2004 イース6+風の伝説ザナドゥ
ファルコムスペシャルボックス、個人的にはこれだけで買いです。
昔はミュージックコレクション的なものでしたが、今はパソコンユーザーのコレクターズアイテムって感じですね。
すこし残念なのは、ボーカル物がない事ですかね、結構実力のある人が歌うんで楽しみだったんですが・・・
風の伝説ザナドゥは、PCE版をもっていますが改めて楽しませてもらいます。という事は来年はザナドゥ2が付くってことですかね?
初めて風の伝説ザナドゥをやる人には、このゲームはフラグ立てのオンパレードです、同じ所を行ったり来たり根気よくやって下さい。
ファイナルファンタジー I・II全曲集
今のファイナルファンタジーの音楽は
オーケストラにも近いほど、豪華な
音楽になっている。
しかし、初期の作品であるFF1と2の
サントラであるこのCDには、3音で
構成された音楽が入っている。
今のFFの曲と比べると、貧相に聴こえるかも
しれないが、FF1・2アドバンスも出たことだし
一度FFの音楽の初心に帰ってみてもいいのでは
ないだろうか。
色々と勉強になることもあった。
また、作曲者である植松伸夫さんの意気込みも
感じられる気がした。
FF1・2アドバンス等でFFの最初の作品に
触れる機会があったかたが、聴いてみると、
今のFFとはまた違った意味でよい部分とか
見つけられるのではないだろうか。
私はこの3音だけの音楽でも、十分FF初期の
良さが伝わってきたと思う。