愛がなければ、生きられない No love, No life
最初の予想よりも、色々な意味で、かなりライトな本でした。
単行本なのですが、表紙も、くるくるっと丸められそうなやわらかさで、ぱらぱらっと見た印象としては、本と雑誌の中間のような感じです。
開いてすぐに写真、写真、写真...やっぱり彼女、キレイだなー...と思いつつめくり...しばらくしてからようやく文章へ。
自伝的フォトエッセイということで、デビューしてから様々なドラマに出演している彼女、それぞれのドラマのことや共演者の人達との話も書かれているのですが、かなりコンパクトに、あっさりめにまとめられています。
文章自体が、話言葉と同じくらいに、軽い運びなので、本というよりは、少しプライベートだけどカジュアルな、オープン日記という感じでしょうか(例えばネットにアップしている日記のような)。
全体的に、写真のページのほうが多いかもと思うくらい、文章の合間に写真があるというのではなく、写真のページの間に文章があるというのに近く感じました。
私は、いろいろなことがもっと詳しく書かれているタイプのエッセイかと思っていたので、その点でちょっと物足りませんでしたが、写真がたっぷりで、彼女の言葉もちりばめられているとなれば、ファンとしては欲しくなる本かもしれません。
最新の主演映画『赤い月』に関する話と写真も、後半たくさんのっています。
KIMONO姫―アンティーク&チープに (5) (Shodensha mook)
今回のナツアサタビ編は「夏朝旅」と「夏麻足袋」の意味があるそうです。
巻頭ページは常盤貴子さんがおなじみ大森さんのスタイリングで
モードな遊女(?)をコケティッシュに色っぽく絽のお着物で着こなしておられます!
お着物のことは黄八丈の染め工房がある八丈島と後ろの方の小物のペ-ジぐらいで、あとは「旅」の部分が多いです。
北信濃、桐生、江戸などで夢二や洋館、江戸前連絡帖、レトロ喫茶めぐりなど。。。
「GASAハンドメイドリネン」はお洋服との融合っぽく、でも作り方が色々と載っているので手作り好きさんは必見かも。
つまみ簪は是非トライしてみたいもの。
私は昔の乙女の髪型「レトロモダンへアアレンジ」のページが可愛かった!
この本を見てゆっくりとはんなりとレトロな夏を過ごしたいものです。
画像で見るアイドル放送事故 (コアムックシリーズ 436)
テレビのバラエティ番組やドラマ等で、アイドルやアナウンサー、女優などが偶然披露したさまざまなセクシーショットを大特集した一冊。書籍タイトルでは「放送事故」を謳っているが、実際は番組中の胸チラやパンチラなど、本人の意図せぬ(予期せぬ)ハプニング系のお宝セクシーショットを中心に掲載している。被写体ごとに「女優編」「タレント編」「ミュージシャン編」「モデル編」「熟女編」「スポーツ編」「女子アナ編」と分類し、各ジャンルのアイドル等の写真を多数掲載するという構成になっている。グラビアアイドルやセクシータレント系はもちろん、普段セクシーショット特集系の企画ではあまり登場しないようなアイドル等も多数登場し、「意外な人が思わぬナイスバディを隠し持っていた」という驚きや発見も多く、そういう意味でも存分に楽しめる。他にも「伝説のエロ番組」「トップ女優たちの名場面集」「放送事故ギリギリ事件簿」などの企画もあり、90年代のセクシー系バラエティや懐かしのドラマなどのレアな記事(写真)も充実している。基本的に長文の記事はなくシンプルなキャプションのみで、ひたすらセクシー写真を次から次へと見せていくという構成もかなりポイントが高い。全体を通してセクシー度・充実度は非常に高く、セクシーかつレアな写真満載で、セクシーショット好きなら大満足の内容となっている。永久保存版の一冊。
アフタースクール [DVD]
“甘くみてるとダマされちゃいますよ”キャッチコピーにあるとおり、久々気持ちいいくらい騙されちゃい言いました。
練られた脚本、いい役者たち、いいスタッフ、いい作品ができない訳がない。
僕も、「いっしょに帰ろう」っていいてぇ〜なー。(笑)
でも最近日本映画を観ていて気になることがある。
何を観ても同じ俳優がどこかしこに出てる。
つまりかぶってる。
実力派が少ないのか、実に寂しい感じがするのは僕だけですかね・・。
コドモノクニ名作選(全2巻)
めくりやすい厚みのある頁紙、さらにカラーでこの大きさ、
愛蔵版的な箱入りハードカバーで製作されていれば、かなりの重さになっているでしょう。
本品はソフトカバーなので、手に持ったり膝に置いたりして読みやすい製本になっています。
頁を大きく広げられるので、数人で眺められるのもいいです。
ご自身で楽しまれるほかに、父母・祖父母世代への贈り物として購入される方もいらっしゃると思います。
現に私もそうなのですが、手に取れる重さ、コンパクトすぎない版型など、形態からもお勧めです。
もちろん中身も素晴らしく、何十年も前のものとは思えない表現は魅力たっぷりです。
抒情あふれる詩歌や懐かしの風物から、当時の世相風俗を伝える写実的な表現、
風刺画並にデフォルメされた前衛的デザインカットまで…振幅の広さが半端ではないです。
私には新鮮にさえ感じられたこの本を、大正生まれの祖母に贈りました。
すると祖母ばかりでなく、戦後生まれの父母も「小さい頃に見た」「懐かしい」と見入っていました。
この時代の「空気」のようなものが、「コドモノクニ」の中にあるのだと思います。