旅行人160号特集キューバ・革命の島を徹底ガイド!
○○の歩き方はキューバの地方の詳細な地図や情報が無かったので、一人旅をする際、これを持参しました。結果、めっちゃめっちゃ利用価値があり、これ1冊でキューバ周遊には十分でした。しかも、偶然同じ雑誌を持ってきていた人と友達になったりといいことずくしでしたよ♪♪♪
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 [DVD]
かの有名なチェ・ゲバラの若かりし頃のロードムービーです。
最初の頃はかわいい女性に恋をしたり、ペテンをしてバイクを修理してもらったりと若気の至りを大いに発揮していたゲバラ。
ただその後の数々の出会いが彼を変えていきます。
自分と同じ喘息で息絶えようとする老婆、ハンセン病であるがゆえに川の向こうへと追いやられた老若男女・・・・・
私の中で一番印象に残ったのは、共産主義者であるという理由で逃亡生活を余儀なくされた夫婦との出会いです。
旅の目的を聞かれ「旅をするため」と答えたゲバラと「旅をせざるをえない」夫婦。彼にとってここが一つの旅のターニングポイントになったのではないでしょうか。若手俳優ガエル・ガルシア・ベルナルの複雑な思いのこもった瞳が強く印象に残っています。
教科書ではみることのできない素顔のゲバラがここにはいます。
チェ・ゲバラ信奉者だけでなく今の自分を変えてみたいという方、はたまた単に南米の文化に触れてみたいという方にもおススメの一本です。
オリジナル・サウンドトラック チェ
ベニシオ・デル・トロ主演『チェ』2部作のサントラ。
このサントラ1枚に
『28歳の革命』と『39歳 別れの手紙』の両方の音楽が収録されています。
作曲はスペイン出身のアルベルト・イグレシアス。
(『ナイロビの蜂』とThe Kite Runner『君のためなら千回でも』で米国アカデミー賞ノミネート)
スコアに関しては賛否両論あると思います。
ハリウッドの誰かに作曲されるよりは、アルベルト・イグレシアスで良かったのでしょうけど
『ナイロビの蜂』や『君のためなら千回でも』ほどには印象に残りません。
そこが残念。
なお、前編『28歳の革命』の冒頭に流れるキューバ音楽
"Basura"(ゴミという意味)は未収録。
映画ではMark A. Manginiのバージョンが使われましたが、
いろいろなアーティストのものがあるので、探してみてください。
(後編『39歳 別れの手紙』の最後に流れる女性ボーカル曲“Balderrema”は
このアルバムの20曲目にあります。
悲しげで、泣けます。
この1曲のためにアルバムを買う価値はあります)