あしたのジョー(2) (講談社漫画文庫)
クロスカウンター&ダブルノックアウト!ジョーVS力石のファーストファイト。おっちゃんの泣かせるクロスカウンター講義で誰もがにわかボクシング通になったあの日。
伏兵・青山の登場で力石再戦に暗雲立ち込めるジョー。3巻へ期待高まります。
サンデーVSマガジン トレーディングカードゲーム トライアルデッキ ラブコメデッキ
このゲームの特徴としては他のカードゲームでいうモンスターカードがエネルギーやマジックカードの役割を代行していること。
全てモンスターカードなので手札事故が起こりにくく、よほど変なデッキでも組まない限り、どの勝負でも善戦できると思います。
カードの特殊能力は原作のキャラの設定をよく生かしたつくりになっており、パートナーシステムも相まってキャラをゲーム化することに対しては上手くいっていると思います。
しかし、カードゲームとしては単調な殴り合いになりがちです。
一応、山札からリングに登場した瞬間なら相手のターンでも発動できる「スパーク能力」や、相手の特殊能力をキャンセルし、また、さらにそのキャンセルをキャンセルできる「キャンセル技」など、製作者にただの殴り合いにならないようにとの工夫は見られますが、現時点ではひたすらパートーナーアタックを狙うだけのゲームかと。
サンデー、マガジンの原作ファン以外には特に買う必要は無いでしょう。
あしたのジョー 全12巻セット (講談社漫画文庫)
有名すぎるくらい有名な漫画ですが、全編を読んだことがない人もいるのではないでしょうか。これは男なら絶対に読んでおくべき漫画です。
正直まだ読んでない人がうらやましい。あの面白さを体験するという楽しみが残っているのですから。
孤児院を抜け出しドヤ街に現れた矢吹丈の丹下段平との出会い。段平にボクシング指導を受けた、いじめられっこ青木(なぜ彼が東光特等少年院に入れられたかは謎)との闘い。力石徹との東光特等少年院での死闘とプロのリングでの再戦。ゴロマキ権藤と手下のヤクザとのスパーリング。ウルフ金串、ドサ回り興行の元日本王者の人(名前忘れた)、カーロス・リベラ、金龍飛、ハリマオ、世界チャンピオン、ホセ・メンドーサ。ジョーの最後のセリフ「燃えたよ・・・まっ白に・・・燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・」
読み返さなくても鮮烈に思い出せる名場面の数々。
あしたのジョー以降のボクシング漫画は全て、何らかの形で明日のジョーの影響を受けています。最近の「はじめの一歩」で幕之内一歩が戦ったウォーリーはハリマオのオマージュでしたね。
連載中に社会に与えた影響は絶大で、いろんなエピソードがあったそうです。
三島由紀夫氏が続きを早く知りたくて、雑誌発売前日深夜の講談社に現れ、「少年マガジンを売ってくれ」といったとか、力石徹が死んだ時にはファンからの苦情が殺到し、実際に葬儀が行われたとか、70年代のよど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が「われわれはあしたのジョーである」と声明を残したとか。
ネット上では今でも、あしたのジョーでのベスト・バウトはどれなのか、最強のボクサーは誰だったのか、矢吹丈は最後死んだのか、などについて喧々諤々の議論がされているようです。
ちなみに、あしたのジョーでの最強キャラは暴力おでん屋という説があります。たしかに全バウトを比較すると、彼が飛びぬけて強いという結論に至らざるを得ないのです。これを理解できる人はかなりのジョーオタです。
ジ・アニメ・スーパーリミックス あしたのジョー2
ミニゲームをクリアしたポイントで新たなミニゲームを購入していくというシステムなのですが、他の方も仰っている通り、冒頭にプレイ可能なカーロスのポップコーン当てゲームがやたらと難しく、そちらをクリアできない限り、初期状態でプレイできるもう一つのゲーム(こちらもなかなか難しい上時間が掛かります)を延々やるハメになります。
ポップコーン当ては飛び過ぎ防止の意味でコントローラーの右スティックにヘアゴムを巻いてみたら簡単にクリアできるようになりました。
そうでもしないとクリアできません。(笑)
ポップコーン当てがクリア出来るようになるとポイントを溜めるのがラクになりますので、ゲームも楽しめるとおもいますが、あくまでもファンの為のソフトだとおもいます。
のちにプレイ出来るようになるミニゲームも基本的には難しいものが多いですが、ネタ的な意味では楽しかったです。