ENERMAX PCケースファン マグマ12cm UCMA12
PCケースの前面吸気、背面排気用に利用しています。
固定は付属のゴム製インシュレータを利用しています。(従来のネジ固定も可)
低回転、静音で独特の羽根形状による大風量が実際に体感出来ました。
Max1500rpmですが、ファンコンで1000rpmで使用しています。
それでも必要な風量は得られています。
他の同シリーズ、エベレストENERMAX PCケースファン エベレスト12cm UCEV12、クラスターENERMAX PCケースファン クラスター12cm UCCL12との違いは、
・ファンフレームサイドにENERMAXの文字が掘られていない。(他2製品はサイド吸気の役目を果たしています、と取説にあります)
・風量が多い。
・LEDが付いていない。(他2製品は電源供給中はLEDが点灯しています)
・ファンコンが付いていない。
と、なんだかデメリットが大きいような感じもしますが、
確実に風量は他の2製品よりも多いです。
静音化の際もファンコン等で回転数を落としても元々の風量が多い事がメリットになると思います。
ケースの前面と背面・側面に取り付けていますが、吸気量はすごいです。
各部のファンを換装する前は、ケース内温度が30度近くありましたが、換装後は常に30度を下回っています。
静音を謳っていますが、回転数を最大にすると正直結構な騒音です。
しかし、かなりの風量は得られますし、音を気にしない環境であればコレは買いでしょう。
神話と伝説~第四章~ [DVD]
神話と伝説シリーズもいよいよ最終作。
今回は80年代から現在に至る彼らの足跡をライヴで演奏というわけで、ソウル・ファンキー路線でファンを困惑させた「Merci」から「The Night We Died」「Otis(文字通りオーティス・レディングに捧げられた曲。クリスチャン・ヴァンデの心のこもった歌声が胸を打つ佳曲)」がチョイスされています。前3作にはその時代の元プレイヤーがゲスト参加していましたが、今回はその時点での正式メンバーで演奏されています(管弦楽器のゲストはあり)。
しかし、目玉はなんといっても73年頃の短期間にライヴ演奏され、30年を経て2004年にスタジオ盤がリリースされた「KA」のライヴ。そして70年代後半に演奏され、未だに未完である「Zess」。この2曲でしょう。
「KA」に関しては、スタジオ盤を聴けばわかるように、代表曲である「M.D.K」や「トゥザムターク」のような圧迫感・緊張感を持つ曲というよりも、どちらかというと歌・メロディに主観をおいた曲です。それでもスケールの大きな構成を持つ佳曲であり、こうやって映像で通して見るとまず言葉を忘れて見とれてしまいますね〜。こころなしかメンバーも楽しそうに演奏しています。
で、「Zess」。ライヴ音源では「ボビノライヴ1981」で聴けますが(同名のDVDもリリースされていますが劣悪な画質・音質なのでオススメしません)、この曲はすごいです。
荘厳なKeyと管弦楽器、そしてコーラスで静かに始まるんですが、この冒頭部だけでゾクゾクしてしまいます。やがて単調で異様に速いリズムが刻まれ(この一定の速いリズムは結局最後まで続くのですが、演奏する方としては大変だろなあ…)、ここでクリスチャン・ヴァンデ登場。詩の朗読。そして壮絶なVoが始まります。
この曲において、クリスチャンはDrをアンソニー・パガノッティに任せ、Voに専念するのですがこれを聴けば納得するでしょう。はっきりいってこの曲を歌いこなせるのは彼しかいません。ドラミングもすごけりゃVoもすごい、おまけにこんな怒涛のような大作であるこの曲が未だ未完ということが、私たち凡人には計り知れないクリスチャンの底なしの才能を思い知らせてくれます。すごい親父ですね。クライマックスのVoとGの掛け合いもかなり興奮します。
と、まあ、今回もかなり楽しめる内容となった「神話と伝説」シリーズ。ファンの方は迷わず買いでしょう。
ちなみにラストはヤニック・トップやクラウス・ブラスキスら元メンバーもステージに上がり、オールスターといった感じで、初期の曲であり彼らのコンセプトの源流となっている「Kobaia」を演奏するんですが…。狭いライヴハウスのステージがえらいことになっており、笑っちゃいます。まあ、それにしても奥の深いバンドだ。今度は何をしてくれるんでしょうか。楽しみです。
ENERMAX PCケースファン マグマ8cm UCMA8
丸5年も使ってきたのでケースファンが、そろそろ寿命だと思い交換を決意。
最初は種類があり過ぎてどれを選んだらいいか解らなかった。見ているうちに大きさ、風量、音量などを比較したらいいことが解り、その中でも MAGMA は抜きん出ていた。
2200rpm 34.16CFM 21dB と風量が強いのに、80mm ファンとしては平均的な音量。分解可能な構造で羽の水洗いも可能だ。熱に強く、抜群の耐久性を誇っている。
実際使った感じでは風量があるので風切り音はそれなりにある。(間違っても真夜中にも作動させる家庭用静音サーバーには向かないだろう。各メーカー毎、測定方法が違うらしい。)
Red/Black のツートンカラーがキレイ。殺風景だったケース内が華やかになった。