アンダ-グラウンド
あるいは一気に読み勧めるのはつらいかもしれない。62人。ひとりひとりのインタビューで、人々は同じような話(真実の話)を語る。どうしても似通ったものになる。しかし、それでも(他の本を読みながらだけれど)三日で読んだ。
インタビューでは生の被害者の言葉が語られる。たぶん、こういうことが僕らがやらなければいけないことがある。物事には具体的なものと抽象的なものがある。たとえば、福田和也は広島の原爆で被害にあった人が言わなければならないのは『世界平和』や『核開発反対』ではなく、『被害にあった悲しみや痛み』である、という。つまり、そういうことだ。
そして考えなければいけない。インタビューを読んで、そして、村上春樹の意見を聞いて、あの事件はなんだったんだと、すべての人間が考えなければいけない。ビルに飛行機が突っ込んだ→大変だ、人質が解放された→よかったね。これは思考じゃないですから。
LOVE one.
PVが収録されたDVDが付いての星4つ★
この1stアルバムは、
爽やかで気持ち良い盛り上がりをみせる、デビュー曲「 I 」
軽やかポップな「Style」
鉄板のフィーチャリング『遠くても feat.WISE』『君の声を feat.VERBAL』
ノリノリアップテンポナンバーの「MAKE UP」
郷愁漂うスローバラード「Life goes on…」などなど、、、
変化ある曲構成と全体に心地よいメロディライン、
歌声とポップさを絶妙に融合させた小気味の良いアルバムです◎
また付属のPVも、本人の愛くるしい雰囲気にストンとハマった、
観ていて楽しめる映像となっています☆
甘くのんびりした曲調が好みの方にはオススメ☆
西野カナさんを下手に味つけせず、ガーリーな魅力を素直に出している作品でした。
それゆえにゆえに…さらに期待した2ndでは…
未来を想像すると、西野さんはこの1stアルバムだけで十分なのかなと感じます……