おっぱいバレー [DVD]
テレビドラマで綾瀬はるかさんを観て「いい女優さんだなあ」と興味がわいていたところに、奇抜なタイトルと、この作品の舞台が私の出身地だった事もあって期待して観ました。
綾瀬はるかさんは、本当に清潔で清楚で可愛らしい。
こんなにステキな先生が現れたら、お年頃の男の子はそれはそれは大変な事になるでしょう。
使われている音楽は懐かしい1970年代の「ニュー・ミュージック」(←この言葉は個人的には大嫌いなのですが)で彩られ、この頃青春だった世代には堪えられないでしょう。
エロ本に興味を持ち、先生のおっぱいが観たい男の子・・・扱い方によっては生々しいモノですが、あまりに一途で、その一途さが可愛くて、生々しい感じが一切しません。
どこまでもさわやかです。
さわやかすぎて、ちょっと物足りない・・・
物語の展開が素直すぎるのです。
校長&教頭が石頭で理解なさ過ぎで「悪者」なのも定番だし、「約束」がバレて非難されるところも「きっとそうなるだろう」って定番のスタイル。
またそれを乗り越えてという「乗り越え方」も定番でひねりがなさすぎ。
「きっとこうなるだろうな」って話しの筋が定番すぎて、おもしろくありません。
ひたすら「青春」の一ページを爽やかに切り取ろうとするあまりにストーリー展開に「冒険」が感じられず、もうひと捻り欲しかった。
だけど、綾瀬はるか初め、キャストの生き生きと描かれる「若さ」の前には、そんな事はどうでもいいのかも知れません。
話しの筋は定番だけど、疲れた時に頭で考える映画ではなくて、さわやかさを感じる映画を見たい方にはお勧めです。
FATMAN BROTHERS
個人的には「ウ・ス・イ・ハ・イ・イ・ロ・ノ・ヘ・イ・ノ・ム・コ・ウ・カ・ラ・ミ・ズ・ノ・オ・ト」この曲だけでこのアルバムは買いだと思ってます。
少ない音数でゆったりとしたトラック(ちなみに作曲は久保こーじ)に伊集院光によるぼーっとした呟くようなリリックが乗った曲なんだけど、意識の海の中を漂うような感覚に陥ります。電気グルーヴの「虹」が高揚していく感覚とするならば、この曲は沈んでいく、バッドトリップしていく感覚になれるような。エヴァンゲリオンで碇シンジがLCLの海の中に取り込まれてぼーっとした感じになっているところのような。
いや、曲聴かないとわからない感覚だと思いますが、なんとしてでも聴いてみて下さい。伊集院好きだろうがそうじゃなかろうが。
必殺仕事人2010&2012 [Blu-ray]
放送直後の発売に驚きました。待ちに待った「新生仕事人」のBlu-ray化です!
パッケージ仕様は二つ折りデジパックジャケットをブックケース型の紙製外箱に収める仕様で、
TVスペシャル二本分+映像特典という内容を考えれば、個人的には理想的な省サイズパッケージです。
背幅15mm、天地190mmでDVD一枚アマレーとほぼ同サイズ。幅はデジパックの分アマレーより5mmほど幅広。
欲をいえば、天地がBlu-ray標準サイズでなかったことが悔やまれます(Blu-ray派としてこの分☆一つ減です)。DVD版との判型共用によるコスト配慮でしょうか…
デザイン面では外箱ビジュアルが番宣ビジュアルのネット仕様(横型ver.)の流用。外箱の刷り紙と相まって時代劇っぽい質感・色味に好感が持てます。
中ジャケットは両A面扱いでそれぞれ2010と2012をレイアウト。ビジュアルは外箱と同じものです。
個人的には、中ジャケでは番宣ポスター版(縦型ver.)か、もしくはポスターそのものを使って欲しかったところですが…
ともあれ、これを機にさかのぼって「新生仕事人」シリーズ全作Blu-ray化に期待です。
続作も期待!種目別に別に性格種で寡黙系、豪快系、がさつ系は登場済みなので、業種で素手殺系、外観種で妖艶系の登場に期待したいところです!
NHK DVD サラリーマンNEO ザ・ベスト 爆笑コント29連発!!
まさかの劇場版製作〜公開ということがあってこそ、こういったDVDもリリースされたのだろうけれど、いやー、まさしくタイトルに偽りなし。およそ101分間にわたって―あちこちに「70分」と書いてありますが、ミスですね…―爆笑できるコントがたっぷり29本。本当に「おいしい」DVDです。
普段、この番組を見ていると、さすがにすべてのコントが超面白いというわけにはいかないし、構成によってはちょっと疲れを感じることもあったりするのですが、どういうわけかこのDVD、見ててグイグイ来るというか、引き込まれるんですね。
ひとネタ1本ずつ、シーズン5の分までポンポンポン、と並べてあるのもいい(“セクスィー部長”は、ターゲット(?)が南野陽子という豪華版!)。
笑って笑って笑っているうちに見終わって、気づけば気分がスカッとしている。
日々いろんなことがあると思いますが、たまにはこういう、本当に面白いDVDでも見て、気持ちをラクにしたいものです。
これぞマストバイの1枚として、おすすめします。
必殺仕事人2010&2012 [DVD]
藤田まこと氏が、残念乍ら逝去し、必殺の主役が、いなくなった。しかし、東山紀之氏が既に、中村主水に近いキャラクタ−を見事に演じている。2010は、中村主水が、突然江戸を離れるという設定。
2012は、今まではいろいろな時代劇で良役の高橋秀樹氏が、悪役となり、仕掛けられる。剛力彩芽さんの、可憐なる演技も、一見の価値はある。又、彼女を保護した、田中聖氏の、優しさも必見に値する。ドラマ化はともかく、毎年に1度のスペシャルでも続けてくれる事を期待します。