GIRLS' GENERATION COMPLETE VIDEO COLLECTION(完全限定盤DVD)
せっかくのVIDEO COLLECTIONなのに、パパラッチのDance Ver.が収録されないのはおかしいと思います!
せっかく期待したのに。。。
少年時代
言わずと知れた、日本の夏の名曲。3分余りの歌の中に、過ぎた夏の記憶、多感な少年時代の憧憬、そこから離れていく時の寂寥感、様々なものが詰まってる気がします。何度聴いても胸に響きますね。
色んな歌が流行っては廃れていく音楽界だけど、この曲はそれらと全く対極の位置にある、普遍的な名曲ですね。マキシで買えるってのが嬉しいです。
井上陽水さん史上最大、85万枚のヒットというのも納得です。
少年時代 [DVD]
疎開してきた都会の少年が地元少年の権力闘争に巻き込まれていく。これは一見、少年の間のできごとのうようにみえるが、実はそのまま、大人の社会の縮図になっている点が面白い。でも、それだけだったら
単なる嫌な印象の映画で終わってしまったとことであろう。でも、この映画は感動する。なぜか。それはこの映画が少年期特有のある種同性愛的な部分に触れているからである。
だからこの物語は主人公の少年二人の愛の物語になっている。圧巻なのは武が進二を救出するシークエンス。これが凄い盛り上がりなのである。そして、その後の写真館のシーンのすばらしさ。個人的にはラストシーンより好きだ。武が進二に殴られるシーンの悲しさ。これは武にとっては、もはや失恋である。
そして何よりも、孤立したあとの武の姿が素敵である。体育館での
「俺、ちっともかわいそうでない」
このセリフに込められた、ある種、武士のような潔さ。それが暗くなりかねない、この映画の印象を爽やかなものにしているのだろう。それと、映画公開当時、女優の岸田今日子が、この映画の感想を、
「私が印象的だったのは、何だか恋愛映画みたいな感じしたことだわ」
と語っていたが、実際、脚本の山田太一や監督の篠田正浩のインタビューを読むと、愛の物語にすることを意識して、この映画をつくったそうである。映画公開当時も「二人の関係はきわめてセクシャル」と映画雑誌等で評価されていたものである。
少年時代〈下〉 (ヴィレッジブックス)
『ボーイズ・ライフ』ホラー作家マキャモンの異色の作品。ホラーが苦手な人でも、抵抗なく読める。ストーリーは、作者マキャモン自身の回想記だろうか? と思わせる書き出しで、ある作家の十代にさしかかったばかりの少年時代を振り返った話だ。牛乳配達する父親と少年コーリーが、殺された男の体が湖に沈んで行くのを目撃するところからストーリーは始まる。アメリカの小さな町を舞台にした人々との触れ合いや様々な出来事が、フィクションだと分かりつつも、「十代の純粋な少年の目には実際にそう映ったに違いない」と思わずにはいられない。またコーリーと友人たちとの関わりも爽やかで、読んでいて古き良きアメリカを感じさせられる。目撃した父の苦悩、コーリーにつきまとってくる恐怖が浮き沈みし、最後に意外な知人が殺人犯だったことが判明する。スリリングなストーリー展開で、先を読み進まずにはいられなくなる。少年少女期のキラキラして大切だったものが思い出され、自分の十代の頃に引き戻された様な気がした。私の息子たちにも、是非読ませたい一冊。