アーバン・ヒムス
最高傑作である3rdにしてラスト・アルバム。代名詞とも言える名曲「ビタースウィートシンフォニー」収録。ストーンズの「LAST TIME」を流用しているとして、メロディに係る印税を全部もっていかれたスキャンダラスな面も持つが、この曲の輝きは少しも失われていない。収録曲はストリングス+アコースティックでオアシスの「モーニンググローリー」の影響を感じさせる美しい楽曲と、初期からのサイケ色強い楽曲で構成。来日懇願の署名が行われる等、国内での人気も上がっていただけに、アルバムツアー中の内紛から解散に至った事は非常に切ない。活動休止、大復活、解散。この過程で奇跡のように誕生した作品。
FORTH~再生
THE VERVEの復活作。先日のサマソニも観ました。
その前にフジで観たマイブラが余りに現役感たっぷりだったため、それに比べるとヴァーヴのライブは「同窓会」的なノリというかノスタルジック感が否めなかったし、演奏もアンバランスな場面もあった。
だが、後日思い返してみると、マイブラとヴァーヴを比較する事自体が違うのかもしれないなあと思うようになった。だって、そもそも違うバンドだものね。
そして、過剰な期待を抱かずに、本作を聴いた。
びっくりした。
素晴らしいのである。ただただ、そこには素晴らしい音楽が溢れていた。
先行シングルのM-2はあくまで序章に過ぎなかった。
アルバムトータルのクオリティがとても高いのだ。
ダイナミズムがあるし、アレンジも大雑把な部分と細かい部分が良い具合に同居している。
何度も何度も通して聴きたくなる、最近では珍しい盤だ。
まだ数回しか聴いていないが、この先、何度も聴く事になるんだと思う。
サマソニの時に思った気持ちが信じられないような感覚。
もしかして、ずーーっと活動してたんじゃないか?
THE VERVE。
良いバンド。
カム・ウィズ・アス
先行発売された二枚のマキシから期待はしていましたが、まさかこれほどまでとは。アシッド、トライバル、ビッグビートを中心にジャンル不問のビートが脳内を駆け巡ります。
お勧めは7、8、9。ぜひ爆音でおためしください。
キーズ・トゥ・ザ・ワールド(CCCD)
このアルバム10曲は、大変素晴しい。
特にタイトルチューンのKeys to the World
は、秀逸です。まだ、観ていませんがDVDは本当は必要なかったの
ですが、国内盤が悪しきCCCDということやCCCDではない、盤が
3〜5週間待ちということもあり、不本意ながら2枚組の本アルバムを
購入しました。デジタルオーディオが主流になりつつ今日にCCCDなどと
いう、時流に逆らったアルバムを製造販売するレコード会社の無神経さに
呆れてしまいます。