信長の野望 天翔記ハンドブック (シブサワ・コウシリーズ)
シリーズ中最高傑作のひとつである天翔記の攻略本。各大名のお勧め戦略やコマンドの解説、各城のマップなど、必要なここ知りたい事はほぼすべて記載されている。本書とマスターブックがあれば天翔記の攻略は問題ない。
「信長の野望」究極音盤~烈風伝、将星録/覇王伝、風雲録
信長の野望ファンのみならず、ゲームをプレイしたことのない人もBGMとして楽しめる完成度。
ゲームをプレイしたことのある人ならば、懐かしさを思えるとともに、ときどき垣間聴かれる「ゲーム音源っぽさ」にニヤリとする事請け合い。
また、作曲家菅野よう子に関心のある人ならば、彼女の作風がすでに信長の野望に携わった時点で確立していたことを知ることができるだろう。
今回の編集でまったく印象を新たにした曲目も多い。
常に変化を模索する二人の作曲家の競演、興味のある方はぜひ。
信長の野望・天道 with パワーアップキット
戦国歴史シミュレーションゲームではだれもが聞いたことのある歴史あるタイトル。自分もかなり昔の8ビットパソコン時代に「信長の野望・全国版」をプレイしていました。
当時とはグラフィックもシステムも、登場する武将の数もやれることも何もかもパワーアップしていて、まさに戦国時代をデータ上で(ゲーム的に)再現する気分を味わえます。
しかしながら私、前作「信長の野望・革新」は恥ずかしながらギブアップしてしまいました。
動画サイトや紹介記事で、武将にものすごくきめ細かいデータが設定されているのを知り、「これは遊びつくせないほどやりがいがありそうだな!」とワクワクして買ったんですが、あまりにもやれることが多くて、私の管理できる範囲を超えてしまい、客観的に見ても「初心者には手をつけられない」レベルになってしまったと感じました。
たしかに「遊びつくせないほどやりがいがある」のは確かなようだということはわかったんですが、私の力では「遊ぶ」ことができなかったんです。
シリーズを重ねて歴代ファンの要望に応えていくうち、初心者の人がゲームとして楽しめるレベルから離れてどんどんマニアックになっていくのは、多くのパソコンゲームにみられたことですが、「信長の野望」もその流れからは逃れられませんでした。
今作「天道」では、「革新」で好評だったその複雑な部分も含め、比較的シンプルなシステムへと思い切って手を加えられています。
「革新」でできたことができない! ということでで辛口レビューをされている方もいるようですが、革新をギブアップした私も「今作の信長なら遊べる」と思いました。
「革新」の魅力である膨大なきめ細かい武将の能力データを扱う楽しみも極力残しつつ、プレイは(比較的)シンプルなものにしようという製作者の意図が感じられました。
シミュレーションゲームにおいて、次の作品にはよりパワーアップしたものを望む歴代ファンに対して「シンプル化」の作品を発表するのは非常に勇気がいることだと思いますが、これからも「信長の野望」というタイトルを残していくためには、通らざるを得ない道であったと思います。
シンプル化したとはいっても、「全国版」レベルの信長しか体験していない初心者の私にとってはこれでも手ごたえがありすぎる感は十分ですが、この膨大な武将の能力リストをにらみながらああでもないこうでもない、と人材の管理配置をしていく、というのがこのゲームの魅力ですので、そこのところはしっかり楽しめます。
前作で挫折した人にこそぜひ「天道」を遊んでみて欲しいと思います。
信長の野望サウンド・ヒストリー
「信長の野望」シリーズ発売20周年を記念したアルバムということで,メインとなるターゲットは,当然「信長の野望」のファンになるのでしょう。けれども,このアルバムにはもう一つの側面があって,それは,光栄作品を手がけていた頃の菅野よう子さんの音源に触れるチャンス,というものです。他の作曲家さんも含めたシリーズを通じてのサウンドヒストリーであり,また,オープニングテーマを中心に集めたものですので,菅野さんの名曲のうち,ほんの一部を収録しているに過ぎませんが,それでも,トラック 1 から 11 まで,全 11 曲を聴くことができます。1~3 が 1989/08/25 の「信長の野望―全・国・版―/三國志」,4 と 5 が 1889/04/25 の「信長の野望 戦国群雄伝」,6 と 7 が 1990/11/25 の「信長の野望 武将風雲録」,8 と 9 が 1992/12/21 の「信長の野望 霸王伝」,10 と 11 が 1994/12/19 の「信長の野望 天翔記」からの収録で,いずれも廃盤になっている作品です。値段も通常のアルバム並みですから,もし,光栄時代の菅野さんの音楽に興味のあるのなら,一度聴いてみる価値はあるでしょう。ちなみに,「武将風雲録」と「霸王伝」は,「究極音盤」として,ほぼ全曲リマスターされた形で発売されていますので,こちらもお勧めです。それにしても,菅野さんの光栄作品は,復刻でもコレクターボックスでもいいので,とにかく普通に手に入る形で全曲再発売していただきたいものです。忘れたくなるような駄作ならともかく,それどころか今の菅野さんにも通じる素晴らしい名曲がそろっているだけに,非常に望まれるところです。
KOEI The Best 信長の野望・烈風伝 withパワーアップキット
これぞ《信長の野望》。
コレ以降もコレ以前にも無かった。
そして永遠に記憶に刻まれる作品となった。
プレイすれば、決して言い過ぎでは無いと分かります。
戦国ゲーム物の一つの集大成。
是非、やってみてくれ!!