グレン・グールド/ロシアの旅 [DVD]
予想してた通りグールドの映像や演奏が少なかったです。
しかし、実は期待していなかっただけに、内容は予想を超えてなかなか良いものでした。
かなり興味深い内容が多く、リヒテルとも会っていた話やグールド自身が指揮をしている映像がほんのちょっとだけでしたがあって、楽しく見る事が出来ました。
そして、どうやらこの作品は、2003年第21回モントリオール国際芸術映画祭でグランプリを受賞しているようです。
それにしても若い頃のグールドは、見た目にもかなりかっこいいですね。
Gray's Anatomy: The Anatomical Basis of Clinical Practice, Expert Consult - Online and Print, 40e
私が最初に購入した Gray's Anatomy は38版、署名とともに1995年12月28日の日付がありました。脳外科から解剖学に移籍して3年、米国に留学中の時期です。この版までは系統解剖学の配列ですが、2005年発行の39版からは「臨床実践の解剖学的基礎」との副題が付され、局所解剖学の配列で記載されるようになりました。臨床解剖学の研究論文や総説には必ず引用していますし、医学部の講義や実習でも絶えず参照する、文字通り座右の書です。総論や発生学の解説も具体的な構造の記述も、詳細明晰な文章で信頼できる知識が満載です。40版にはこれからお世話になりますが、この徹底的な教科書を5〜10年ごとに改訂する編著者のパワーに驚嘆します。先日、整形外科の先生が栄転することになり餞別代りに本書を贈りました。外科の基本はいつも解剖です。教育研究に携わる臨床医への贈り物として本書をお薦めします。
Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
1949に1eが出版されて以来, 62年間で17回の改定を経た18e.
先人の知識の累積を手に入れることができると考えると, 安い買い物です.
(数年後に出る日本語訳は恐らく3万前後すると思います)
内科学の教科書としては唯一, 人から薦められます.
世界中で使用されていて, 特に母国語の医学書がないような国では原書で用いられているからか、英語は読みやすいです.
全体としては膨大ですが、各項目の量は適切で, 1 Chにつき大体20, 30分程度で読めます.
項目が多すぎるせいか目次は結構雑なので, 体系的に学ぶというよりは辞書的な使用法が主になりますが, 的を絞れば通読も無理ではないと思います.
各科の専門書には敵わないところは当然あるので, 教科書という域は脱しません.
対象読者も, 内科医が専門外のことで調べたり, あとはGPやスーパーローテ/ポリクリ中の研修医/学生でしょうか.
持ち歩きには向きません: 大きく重いうえ, 分冊間での参照とかあるので2冊一緒に用意しておきたいです.
各部の色分けなんかは17eのほうがきれいだったと思いますが, これは見た目の問題ですし人それぞれですね.
Rx部全体に黄色い網掛けが入っているなど、アクセスのし易さは向上しています.
DVDは何個か見ましたが, 実技はNEJMのビデオ講座のイメージです.
内科疾患で外科的治療もある場合, もう少し触れていてほしいと感じたことはあります.
本棚で眠らせないようなるべく頻繁に参照するようにしています.
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番
私が高校生の時に買ったCDがこれでした。
ただ単に、ピアノ協奏曲第2番を聴きたかったからです。
でも、4曲全て収まってこの値段は恐ろしいですよね(笑)
最初は狂ったように2番ばかり聴いていましたが、3番も中々良い。というか、
3番は色んなバージョンって、アシュケナージはその全てのバージョンを演奏していますが、
私はこのCDに入っているバージョンが一番好きです。
1番4番はマイナーですが、実は味があってどれも良い曲です。
ラフマニノフが好きで、いろいろなピアニストが弾いたCDを持っていますが、
このCDは聴く回数が断然多いです。そのくらい気に入っています。