ご近所美術館 (創元クライム・クラブ)
なにげなくのぞいた美術館。
そこは「ぼく」海老野にとって居心地のよい場所となった。
常連となったぼくは引退した館長の代わりにやってきた川原姉妹の姉に一目ぼれした。
恋する青年が美術館専属の探偵となって活躍するミステリ連作集。
7編の短編が収められています。
ほんわかといってる割に死体が出てきたのにはビックリ。
各キャラクターの性格設定が読者に示される第1弾的な作りになってます。
いまから第2弾が楽しみです。
表紙を観ると海老のん、あかねぶー、董子さんが確認できますよ。
ショコラティエの勲章 (ミステリ・フロンティア)
老舗和菓子屋さんの看板娘・あかりさんとクールで冷静な天才ショコラティエ・長峰さんが
スイーツにまつわるちょっとした謎を解いていくお話です。
表紙は作品のイメージそのままチョコレート色。
本当に美味しそうなスイーツがたくさんでてきてヨダレが・・・。
嬉しいことに和菓子屋さんと洋菓子屋さんがどっちもでてくるので、和洋どちらのお菓子も楽しめるのが幸せ(^_^)
読んでいるうちにどうしても二人のラブな展開を期待しちゃうんだけど、そう簡単に甘〜い展開にいかないのがミソ。
甘すぎるスイーツより、ちょっと甘さ控えめの大人の上品な味わいの方がある方が美味しく感じるように、
単純にあまーくならないビターな二人の関係が作品の雰囲気にピッタリマッチしています。
ほどよい甘み+苦味がとっても読みやすいミステリーでした。
美味しそうなスイーツがたくさん出てくる中、いちばん食べたいのはルイのチョコレートパフェ!!!
アイスクリームの原料やカカオにこだわっているから1300円もするんだけど、チョコレート屋さんのパフェ、どーしても食べてみたい!
でも、ルイの夏季限定のテイクアウトアイスクリームも捨てがたいなぁ。
ストーリーそのものだけでなく、出てくるスイーツの美味しそうな描写だけでも十分楽しめる。
スイーツはあくまで脇役のはずなんだけど、主役級に存在感がありました。
これを読む時は手元に甘いお菓子を準備しておくことをお勧めします。
面白かったというよりは、美味しい気分にさせてくれる本でした。ごちそーさまでしたっ(^o^)/
Augusta Camp Best Collection 1999-2008 [DVD]
オーキャン10年の歴史を振り返る内容で、
各アーティストの毎年の代表曲が収録されているのですが、
淡々としすぎて、ちょっと物足りない感じが・・・。
お値段も内容と見合わせて、うーん・・・。
ちょっと高めかな、という気がします。
けれども、ボーナストラックのリハ風景の
映像はすごくよかったです。