スーパー・ユーロビート VOL.100~アニヴァーサリー・スペシャルリクエスト・カウントダウン100
イニシャルDを見て、ユーロビートに興味を持ち、入門編として購入。中古品を1円で買いました。値段の割にとても楽しめました。ありがとうございます。
Airforce Delta ~Blue Wing Knight~
大空を舞う戦闘機を操り敵機を撃ち落とす。老舗コナミが送り出す戦闘機ゲームです。
このゲームの特徴は非常にドラマ性が強いところ。逆を言えばリアリティをとことん追求する方には不向きだといえますが、RPGとシューティングの両方が好きな人には絶好の一品。シリーズ初のマルチシナリオで8人の傭兵から一人を選択。同じ戦場でも選んだパイロットによりシナリオが変化。宇宙を舞台にしたものまでもあるとか。総勢30名のキャラが織り成すドラマに注目。
50以上の多彩なミッション、130機以上の戦闘機とやり込み要素も抜群。グラフィックもエースコンバットに負けず劣らず。興味のある方は是非。
エアフォースデルタ
本作登場当時は、数有る3D・STGの中でもグラフィックが傑出していて感動した。
典型的なNAOMIグラフィックは、クッキリした3D描写とDCお得意のフォグ(霧)描写で重厚感満点、リアリティより美麗感重視。動作は一部を除いてほとんど処理落ち無しの秒間60フレーム。操縦法も初心者用、上級者用の2タイプが有り、間口は広い。但し、システムは完全にエースコンバット2(以下AC2)で、ミッション内容もほぼ2番煎じ。要約すれば、AC2のグラフィック向上版といった所(ただし人工衛星撃墜は、本家が5でパクる程のインパクト)。因みにブリーフィング画面等のナレーションも字幕のみで、音声は一切存在せず少し寂しいかも。
登場機体はAC2を少しマニアックにしたラインナップだが、装備されてる爆弾が通常ミサイルとしてカッ飛んだり、攻撃目標のスケールが何故かバカデカかったりと(巨大建造物ではない)、粗も目立つが、ソレが逆にワイルドで楽しいかも(笑)。
高Lv全クリで登場するライトニングF6が、恐ろしく高額なくせに性能は大した事ないというマニア泣かせの仕様で、GETする為に荒稼ぎにハマったモンです。後半ステージは正に殱滅戦で、やりごたえ満点!頑張ればステージ内の敵を全滅させる事も可能。これはアツい。リアルシミュレーションよりSTG志向が好きな人向け。
最後にバックアップについて。本作はビジュアルメモリ用のミニゲーム等は用意されないのだが、データの読み込みはビジュアルメモリでないと正常に読み出せないらしく、セガ純正の大容量メモリからのロードをした際、獲得機体が全て喪失するという現象が発生した。読み込む際は必ず標準のビジュアルメモリで行った方がイイです。データ管理画面上での移動のみなら、大容量メモリでも大丈夫だったと思いますが、確証は持てないのでご注意を。
エアフォースデルタII (Xbox)
※このジャンルのゲームに興味がある人はエアロダンシングシリーズ(DC)、Ace04(PS2)などのソフトを持っている方が多いと思われますので、比較形式で書いておきます。
戦闘機のカッコ良さを知るのには『リプレイ』は欠かせません。
「エアロダンシング」ではシュミレーション性を生かし、多種多様の角度から戦闘機を見ることができました。
また、「Ace04」ではスピード感、ドックファイトの臨場感を与えてくれたゲームであると思いますが、今回の目玉「エアフォースデルタII」ではそれらをうまく融合させたゲームのような感じがします。
※リプレイ項目は「Ace04」と似てると思います。
特に「Xboxの映像・サウンド表現」を駆使して作成されているだけあって、どちらの点においても合格点を示す事ができたと思います。
青々とした3次元の空間を自由に飛び回り、時には敵を追い詰め、撃墜するといったドックファイトを見事にリプレイで表現しているように感じます。
また、戦艦への対艦攻撃では敵戦艦からはミサイルが飛来し、戦場の雰囲気を高めてくれます。
ただ1つ私が残念に思う点を挙げるとすれば、「スピード感が少し足りない」という点だと思います。
これはリプレイで感じることなのですが、エアロダンシングでいうと「PASS」(戦闘機が画面上をすばやく通過する)表現が足りないように感じてしまうのです。あと、レッドアウトもなかったけ・・・。
あとは文句ないんだけどなぁ・・・。
長々と書きましたが、ミッション数も思ったより少なくないですし、新たなゲーム機を買わなければプレイできないという厳しい(?)現実もありますが、オススメできるシューティングゲームだと思いますよ。
後は”買ってからのお楽しみ”としましょう。