MC [DVD]
■発売日:2005/03/25 ■監督: ■RAKIM/Slick Rick/ATQC(Q-TIP)/COMMON/No
ラップ・ミュージシャンたちから絶大なる尊敬を集め、もはやヒップ・ホップ界の神と言っても過言ではないRAKIM。その楽曲がラップ・ミュージシャンたちから高い人気を誇るSlick Rick。そして高度なテクニックで魅せるA TRIBE CALLED QUESTのQ-TIP。さらには24歳の時に銃撃され死亡という、衝撃の生き様を見せつけたNotrious BIG。他にもKRS-ONE、GangStarのGURU、COMMONなど、ヒップ・ホップ界の重鎮たちがMC=ラッパーについて語り尽くしたドキュメンタリーDVD。ヒップ・ホップ・ファン必携のアイテムである。
レトロスペクティヴ
KRSのBDP時代の音を聞いたことがない人にとっては嬉しいCD。
ソロとBDPのBESTアルバムになってますが、ほとんどBDPのベストです。I'm Still #1など名曲がたくさん入ってます!
チベタン・フリーダム・コンサート
ビースティ・ボーイズの呼びかけで集まったアーティストの音楽性は、オルタナティヴ・ロック、ヒップホップ、オリエンタル(チベタン=チベット的?)なので、万人受けはしないものです。リスナーがチベットの人権保護を理解して、それに共感できるかどうかも、この長い三枚組ライヴ盤への評価を左右することになるでしょう。なので、星四つ。
CD1は、第二回コンサートの1日目(ニューヨーク市、1997年6月7日)の抜粋。おもむろに聴いているうちに「このパフォーマンス、誰のだ?」と大興奮で起き上がってしまった熱演が、レディオヘッド(6)でした。U2(8)は、『パヴァロッティ&フレンズ』でのストリングス・ライヴの「ワン」と比べても最初は高音が出ていませんが、ボノが最後に歌詞を加えて強烈に叫んでいます。
CD2は、2日目の抜粋。すばらしいのは、ぺイヴメント(4)、ブラー(8)。そして、アラニス・モリセット(11)の弾き語り。ビョーク(12)は、ストリングスとエレクトロニクスとを融合させるなか、まさしく魂の叫びを聞かせます。ビョークがこのCDを名盤に高めていますね。ビースティ・ボーイズ(14)はさすが呼びかけ人のヒップホップ。
CD3は、第一回コンサート(サンフランシスコ、1996年6月15、16日)の抜粋+CDエクストラ。BECK(2)の弾き語り以外はヒップホップ。CDエクストラは、ライヴ映像、インタビュー(一件のみ)、そしてチベット思想・解放運動に関する情報を収録しています。しかし、97年作成の電子メディアは決定的に古いうえに日本語訳がないのでこのおまけに期待して買うのはやめたほうが賢明です。
ちなみに、この日本盤のCD1-4、14、15、CD2-2、5、6、7、9、10、CD3-2、3の歌詞・対訳は割愛。でも、このライヴの趣旨を理解できる詳しい解説つき。
ビーフ 2 [DVD]
前回のBEEFを見てもらうと倍楽しむ事ができると思います。
D12,NELLY,DMX,ICE-CUBE,LLCOOLJなど前回に引けを取らない豪華なメンツ。特典には表紙になっているBEEFIIのジュエリーの出来る過程や本編には入らなかったBEEF(EMINEMやKRS-ONE)そして日本人ラッパーLIL’ AIが参加しているLET’s GO のPVなどです。最近のBEEFなどを知るにはマストな1枚です。