和楽器の魅力-和楽器BGM集-
日本に一年滞在したドイツ人が帰国する際に「日本的でBGMになる音楽」を捜していました。このCDを見つけ、まず自分で購入して大変気に入り、プレゼントしました。琴、三味線の曲だけでなく、笛や雅楽も含まれていて和楽器アラカルト的な内容です。特に4曲目の十七絃と尺八の「哀歌」が気に入りました(1988年の新しい曲です)。CDのデザインに工夫がないのが残念ですが、和楽の初心者にお勧めのCDです。
Koto・Za
現代風の和洋折衷のお琴を聴きたいならば琴座はお勧めです。
4枚くらいCD出しているでしょうか。
テレビなどで聞いた事がある曲も多いかと思います。
琴座の竹取物語以外の3枚は特にお勧めです。
音楽って詳しくないと言葉に表すのが難しいですね。
沢井忠雄さんの鳥のようにを聞いて箏曲に嵌りました。
だからと言って良い曲ばかりでもないので難しい。
この手の和洋折衷の琴も使われた音楽が外れが少なくて良いです。
竹取物語
他の方のレビューを読み、興味が沸いたので購入しました。一番最初の曲「祝宴」は、どこかで聞いたことがあるなあと思ったら、「食わず嫌い」の選手入場?のテーマソングに使われている曲ですね。
それぞれのストーリーと曲想がとてもマッチしていて、情景が頭に浮かびます。映画を見ているかのようです。お琴の音色も素晴らしいですが、なんといっても尺八。とても繊細に、かつ見事にストーリーを歌い上げていると思います。筝曲の古曲にはない、至って現代風な旋律なのに、奏でられる情景は古典なのが素晴らしいと思います。
一箏奏者として、このようなジャンルや流派に囚われない、日本の古典楽器における自由な創作活動を私は大変素晴らしいと思いますし、とてもあこがれます。