剣客商売 第2シリーズ DVD-BOX
題名を見れば、すぐに内容を思い出せるFANも多いでしょう。
鰻売りの又六はここからの登場ですね。
第1話【辻斬り】
第2話【暗殺】
第3話【剣の誓約】
第4話【婚礼の夜】
第5話【勘違い】
第6話【三冬の縁談】
第7話【いのちの畳針】
第8話【悪い虫】
第9話【隠れ蓑】
第10話【雨の鈴鹿川】
第11話【妖怪小雨坊】
個人的には、何ていうか、三冬が可愛いです。
妻や母親としてだとちょっと物足りないかも知れませんが、
そんなものは寺島さんに任せておけばいいんです。
大路さんの三冬は、初々しくて、女というよりは、娘。
まだまだ未熟で塩辛い煮物もおこげなご飯もありかなぁ・・と思ってしまう。
不器用さもまた魅力の一つかな。
周りの人たちも素朴で純粋で、何かいい時代だなぁ・・と思えるのがいいんでしょうね。
義理も人情も、袖すり合うも他生の縁とばかりに、人助けも当然。
今の世界も、こういうのが普通になればいいのにな、とふと思ってしまいます。
おねがい☆ティーチャー ドラマアルバム Vol.3「みずほ先生でばかぁん」
とにかく、はげしくぶっとんだ内容になってます。(色んな意味で)
出演声優が本当に楽しく演じてるドラマCDだな~って感じます。
収録ストーリーの中の苺たんの変身ストーリーは「萌!」の一言につきます。
不覚にも(?)これで、田村ゆかり嬢に陥落してしまい、ファンになってしまいました。
あと、おまけシナリオの第EX話 おねがい☆ティーチャーifでの漂介役の岩田みつおさんの怪しい外人には大爆笑すること受けあいです。
総括して、アニメ本編とは一風変わったちょっとHな感じなラブコメになってますが、買って損は無い1枚だと思います。
旧約聖書入門―光と愛を求めて (光文社文庫)
聖書のセの字も知らない私でも理解できます。外国人特有の名前がややこしいけれど、こんなお話なんだ・・・と物語としては面白いです。真剣に聖書の勉強をされている方は物足りないでしょうけれど。初心者にはもってこいです。
塩狩峠 (新潮文庫)
夏休みに何かずっしりとしたものを読みたくて、
手に取ったがこれほどまでに頭の中からぬぐいされないものを残していった本は久々だ。
愛という意味は好きの延長線上にあるような、本来の深い意味を忘れかけていた私にとって、
信夫の愛がどれほど偉大であったか、今でも感動で震えてくるぐらいだ。
もしあの列車にふじ子が乗っていたら、信夫でなくても多くの人が愛する人のために身を投げるかもしれない。
しかし彼は愛するふじ子が待っているかがやかしい未来を捨て、
多くの人命を救うために自らの命を差し出した。
信夫は私たちが軽々しく口にしている愛以上の、それを飛び越えた人間愛を持ちえる人なのだ。
もちろんそれが彼の人間性の基盤となり、ふじ子との愛をすくすく育てていったのは言うまでもない。
でも信夫は生まれながらの聖人ではなかったところに、私はもっと心打たれる。
人を下げすんだり、欲望に征服されそうになったこともある信夫だったからこそ、読んだ私たちには彼の生き様が頭から離れないのだ。
彼が鉄道員として働いていたときの仕事場の人間関係は、今働いている私にとって、何よりもの教訓となった。
言葉ではなく、行動によって示し、周囲の人々に多大な影響を与えていく姿に、
日ごろ会社の不満ばかりもらしていた私には、恥ずかしい気持ちになった。
そしてあとがきでこの作品の題材となった人物が実際にいたことに、ますます驚いてしまった。
あなたが人に「愛している」というときに、その愛は何なのか、もう一度か考えてみてほしい。