ゲッターロボG (双葉文庫―名作シリーズ)
初代ゲッターやこの後の真やアークに比べると、ギャグっぽい展開も多く、ずいぶんと雰囲気が柔らかく読みやすい。
といっても一般人は相変わらずよく犠牲になるが・・・。
ストーリーの展開の仕方は時代を感じさせられて、OVAから入った自分のような人間からすると戸惑いはある。
ビルの中を正確に飛ぶドラゴン号を見て、ビルがデカいのかドラゴン号が小さくなってるのかとか疑問を感じたり、真ドラゴンのデザインの元ネタがここにあったかーと発見に喜びを感じつつも、アトランティスのくだりいらなくない?とか思ってしまったり。
まあロボットものに対していちいち細かいことを気にしてはいけないのだろう。
そもそもゲッターロボの発想自体が奇抜なのだから。
物語はいったんGで区切りを迎えるが、これからがゲッターロボの本番だ。
ぜひとも真以降も読んでいただきたい。
まさかドラゴンがあんなことになるとはねえ・・・。
マジンサーガ(2) (KCデラックス)
1巻で『参考になった』という方が意外に多かったので、今回も一応レビューします。
扶桑社版の2巻4/5+3巻2/5ぐらいが収録されています。
今回の描き足しは20ページ弱で、餓羅蛇K7との戦闘描写が追加されている他は小さな追加ばかりです。
1ページ(どうでもいいヘリのアップ)削除有り。
予想通りというか、あまり印象が変わらない本です。