愛しい人へ
素晴らしい歌唱力と繊細ながらも力強い澄んだ声を持つ歌姫「タイナカサチ」。
彼女の五枚目にして2007年度第二弾シングルは「大切な人への繋がり(愛)」を題材にした極上のバラードであり、彼女自身の最高傑作と言っても過言ではない名曲に仕上がってました。
普段の何気ない暮らしの中で誰もが経験する挫折や躓く瞬間、そんな苦しい時を乗り越えて来れたのはどんな時も勇気をくれたり、支えてくれた大切な人の存在があったから…そんな人と人の繋がりの「大切さ」そして「感謝の気持ち」を彼女の透明感のある中にも意志の強さを備えた美しくも優しい歌声で見事に歌い上げています。
まだ彼女の歌を聴いた事のない人や知らない人にもぜひ聴いて欲しいお薦めの名曲です。
精霊の守り人 SET1 〈期間限定生産〉 [DVD]
あまりの廉価っぷりに動揺し、何度も価格を確認しました。
なにもかもが、ハイレベルで安定している作品です。
黒プラスチック製のブック型ケース。表示どおりの表絵。
裏側は1話から14話までの副題と声優・製作スタッフの表記。
封入パンフレット等は一切なし。
それでも、各枚ごとに違う、バルサの原画風ピクチャー
レーベル。パッケージの画は使いまわしではあるのですが、
品があり、安っぽくはみえないのです。
たびたび出てくる、ナユグの色鮮やかで細密な風景などは
Blu−ray版で観ればさぞや息を呑む美麗画が…の気持ちも
あるのですが、なにせもとが良いので、視聴にはDVDで
充分でしょう。
AパートBパートの間のアイキャッチの、精霊の卵の成長を
再確認したいです。
精霊の守り人 Blu-ray BOX [初回限定版]
私も含まれますが、Blu-rayを待ち望む声をだいぶ見かけてきました。
DVDリリース→2つに分かれた廉価版DVD-BOXからの、満を持してのBDBOXと言った所でしょうか。
(北米版は今回は省かせていただきます)
ディスクは4枚、DVD13枚時代から比べたら入れ替えもほぼストレスフリーです。
作品に関しては1話から最終話まで、スタッフさんのやる気の見えるものとなっています。
ストーリーやアニメーション・声優さんの演技はもちろんのこと、それを支える音楽・主題歌や3D・特殊効果等の様々な技術など…
目に見えるものから見えないもの全てに如何なくかなり高いクオリティを保った、素晴らしい作品だと思います。
「アニメは一度見れば十分」派の私でも何度も見ました。こういった作品に出会うことはほぼありません。
さてBDの画質に関してですが…こういった部分はあまり詳しくない上にテレビもあまり大きなものではないため参考程度にして頂ければ。
(BRAVIA22型にPS3をHDMI接続し再生しています。スピーカー接続は無し、TVから出る音声が全てです。PS3上の設定でBD音量+4にして再生)
元々BD向けを意識して制作されたものではないと思われるので、
ぼんやりした感覚はあるにはありますがこれはどの作品でも通じるかなと思います。
若干ですが肌が綺麗に感じました。発色が良くなるのもBDの特徴で、色彩の鮮やかな世界がより生き生きとして見えます。
作品中で重要だが劣化の多かった光・アクションシーンなどもかなり綺麗になっています。
他に個人的には、最初の最初であるオープニングでカメラが雲をかき分ける部分の劣化が前々から気になっていましたがこれも改善されていました。
他映像部分では、トップメニュー>各話再生(第一話、第二話…などの部分)を選ぶと
背景にその話の本編中で使用されたサブタイトル画面(麻生氏イラスト+サブタイトル)が出るのが嬉しい仕様です。
ちなみにトップメニューを放置しているとこれらがスライドショーの様に流れます。
これだけでも見てて飽きません…
懸念されていた音量ですが、環境がない場合、初期のドルビー5.1のままだとかなり小さく聞こえます。
リニア2.0にすれば私の用に環境が整っていない方でも並の音量になっているかと思います。
あとはサウンドトラックCD同梱も期待されてはいたようですが、こちらは残念ながら収録ならず。
一番の特典のブックレットですが、これはDVDリリース時の初回全13巻に付属していた冊子の総まとめです、
全て収録というわけには行かなかったようです。
ページ数は約60P、薄く見えますがインタビューが多数を占めるので読むのにはかなり時間がかかるかと。
BDジャケットのために描き下ろされたバルサとチャグムの全体イラストもこちらで見ることができます。
キャラクター設定紹介で1ページ1キャラとページを割いてあるため、上記冊子に載っていた麻生氏のラフ画も申し訳程度ですが掲載されています。
また、ビジュアルギャラリーとしてこれまでのDVDジャケットイラストやメインビジュアルなども掲載されていますので小さいイラストブックも兼ねているようです。
ただし、BDサイズがPS3ジャケットの大きさなので内容は濃いのですがとても小さいです。
DVDトールケースサイズ用に編集してあったものをそのままのレイアウトのまま掲載してあるためか文字・イラスト等とにかく小さいです。
多数を占めるインタビューも文字が小さくて若干の読みづらさはありました。
懸念していた初回冊子の分もそれなりに収録されていましたし個人的には及第点といったところです。特典としてはこんなものかな、と。
それでもビジュアルブックなどの出版物が無い(あるにはありましたが内容は…)ため、
麻生氏のイラストはラフ画を含めもっと大きな形で見たかった…
その他、ディスク収納パッケージを一回開けば絶版となっているサントラジャケットのイラスト(左にチャグム、右にバルサ)、
さらに開けばディスクの後ろには初回版に付いていた収納BOXのイラスト計4点が掲載と、こっそりと嬉しい仕様になっていました。
映像特典は本当に特典ですが、ノンクレジット収録はかなり大きかったです。
以下個人的な部分なのでスルーしていただいて構いません。
(L'Arc-en-Cielのファンとしてはこのオープニングバージョンは楽曲的には未完成状態でしたが他では聴けないためなかなか貴重なものかと。
元々はラルクがオープニングを務めるということでチェックしていた作品なので、OPアニメに気合が入りまくりなのもとても嬉しいです。
それをさらにBD用に収録してあるので言うことはありません)
作品、仕様、特典含め素晴らしいのですが、
作品の一ファンとしてやはり麻生氏やその他のイラスト収録をもっと大きく数も多く、そしてサントラ同梱が欲しかった気持ちはあるので☆を減らしています。
特典を気にしないなら☆6でも☆10でもつけたい作品です。
価格以上のものが手に入るといった感じです。
天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
ここまでの物語がすべて伏線だった?と思わせるような怒涛の最終章。
壮大で、すべてがひとつの終結に向かっていくストーリーは、予想できてはいても
テンポのよさや、登場人物の思惑により、スリリングでエキサイトする
場面が連続しておとずれる。あっというまにラスト数ページになって、
読み終わるのが惜しいと思えるほど。
後々も読みつがれる日本の誇れる名作になると思います。
精霊の守り人 SET2 〈期間限定生産〉 [DVD]
SET1と2を同時に購入しました。
テレビ放送中以来久しぶりに通して見ましたが、すばらしいの一言につきます。
このすばらしさは見ないとわからないと思います。
今回廉価版BOXセットとして発売され、とってもお得だと思います。