想い出のサンジェルマン [DVD]
こんな映像が残っていたなんて感動です。
ヴィアンの歌う「脱走兵」最高ですよ!
サン・ジェルマン・デ・プレに一度でも行ったことある人なら
感動しますよ。ホテル・モンタランベールから観たエッフェル塔
は綺麗でした。
シューズストレッチャー 女性用 (左右兼用1個)(A491-W)
かわいさに負けて細みのバレエシューズを買ったのですが長時間はいていると
痛くなってしまいダメもとでこちらを買ってみたところ・・・伸びました・・・。
これで幅広の私でも痛みを恐れずに細みの靴を買うことができます。
存在と無〈1〉現象学的存在論の試み (ちくま学芸文庫)
高校生の時に、自主ゼミは「サルトルゼミ」を選びました。
サルトルでも、それなりに、おぼろげながら解る本もありました。
存在と無は全く解りませんでした。それでも、格好付けで、持ち歩いたりしていました。
無について追求しようとする姿勢はすばらしいと思います。
もう一度、読み直して理解してみようと思っています。
サルトルは時代が乗り越えたという評価の方もお見えかもしれません。
恥ずかしながら、そういう評価ができるほど、理解していません。
嘔吐 新訳
孤独な人間が読むと、より強い孤独感を抱く類の本である。不思議なことに、時々現れる名無しの登場人物にふと一瞬だけ愛着を覚える。だが、その感覚は長続きせず、また独りに戻っていく感覚に襲われる。
人生に執着する人間には単なる紙屑かもしれないが、人生を突き放して生きている人間にとっては、夜中の帰宅途中にあるコンビニのように明るい光を放つ紙束である。その光は瞬間的なものであるが、人生の地図を少しばかり照らすくらいの時をもたらす作品でもある。
左翼、右翼、中道といった政治的なイデオロギーとは関係なく(ここは著者の見解とは一致しないかもしれないが)、また恋人や家族の欠如といった「世俗的」な独り身ではなく、吐気を感じる独り身の人間には最良のパートナーとなりうる一冊である。
嘔吐
一度目に読んだときはつまらなくて途中で投げ出しました。しかし、二度目に読んだときは、なぜか涙が止まらず、一気に最後まで読んでしまいました。
小説のはじめにロカンタンがこの世のものを奇異なるものとして認識しますが、あれは分裂病に罹患したときに感じる感覚だそうです。刊行当時は、あれがサルトルの経験なのか、精神医学に詳しいサルトルの創作なのか話題になりました。小説の後半になるとロカンタンは自分自身さえ奇異なるものと感じるようになります。どちらにしろ、あれが即自と対自の見事な比喩に変わりはありません。
人間は悲しいけれど美しい生き物です。ロカンタンがたどり着いたこの感覚は、一歩間違えれば大変危険なものとなるでしょう。サルトルが実存主義はヒューマニズムだと断言するのは、神なき世界に放り出された人間を意味すると同時に、日常茶飯の出来事の中に生きる人間の姿に意味を見いだす姿勢を言い表したものでしょう。