みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1980
うーん、私がこのシリーズの話を聞いた時、このシリーズについてはちょっと「ひねくれた」レビューをしようかな、と。どういう方針かというと、このシリーズを「1年・2枚組」で再改定すると考えた時に、「2枚目に」ぜひ収録したい曲として、「収録されなかった中で"この作品の主題歌は貴重"とか"これを収録してもよかったのでは"と思ったアニメ」を9つ推挙すると言うものです、よろしいでしょうか??
で、この昭和55年はどうかと言えば、「ベルフィーとリルビット」「メーテルリンクの青い鳥」「ふたごのモンチッチ」「ムーの白鯨」「スーキャット」「釣りキチ三平」「燃えろアーサー・白馬の王子」「がんばれ元気」「ほえろ!ブンブン」……というところを推挙します。
私ですか?今は「トムソーヤの冒険」「魔法少女ララベル」「ニルスのふしぎな旅」の関連曲を持っている程度ですね、この昭和55年については。
GROOVIN’昭和!2~ベッドにばかりいるの
昭和48年頃、来日した台湾の美人歌手 方怡珍(ファンイーツン)さんのデビュー曲「我愛'(ウォー・アイ・二ー)は、それほどヒットしませんでしたが、妙に耳に残るフレーズの浜口庫之助さんの隠れた名曲だと思っています。
その頃は、小遣いが少なくてレコードを買い損ねてしまい、もう、この曲を聴く事はないと、あきらめていたのでCDの音源で聴く事が出来、とても嬉しいです。
それ以外では初めて聴く曲でしたが、昭和43年の三億円事件に便乗したエコノミック・アニマルズの「消えた三億円」が秀逸です。
ピンクムードが好きな方には東てる美さんの「Lesbian」がお薦めです。
パリ1969(紙ジャケット仕様)
タイガースで美声で歌唱力のあるトッポ(加橋かつみ)はやがてメインボーカルのジュリー(沢田ケンジ)をさしおいて「花の首飾り」「廃墟の鳩」でメインボーカルを担うようになります。加橋かつみがタイガースを脱退するのは理解できます。その証拠がこのアルバムです。傑作ぞろいです。お勧めします。
ザ・タイガース 華やかなる招待 [DVD]
ロック好き高校生が「ハプニング」により、地元をとびだしプロのロックバンドになるというサクセスストーリー。随所にちりばめられる、タイガースの名曲の数々。 が、トッポによるスパイダースの「イブ」の弾き語りは必見! 日本版サイケ調で、琴が鳴り響く派手な原曲と全くことなるシンプルさで個人的にはこっちのほうが好き。番長役のケン サンダース等脇役も豪華で楽しめます。
ニルスのふしぎな旅 / スプーンおばさん
DISC-1 ニルスのふしぎな旅
声優さんたち、皆歌がうまいです!当のアニメ自体の中では、部分的ちょっとしか歌われなかった各キャラのテーマソングが、フルで満喫できます。特に、スイリーとレックスの歌は必聴だと思います。ただBGMとしては、よく使われていた曲が入っていなかったりして、ちょっと不十分のような気もしますが…。でもオープニングとエンディングから、各キャラのテーマソングと、みんな楽しい曲ばかりですし、十分楽しめる一枚といえるでしょう。
DISC-2 スプーンおばさん
スプーンおばさんはオープニングとエンディングが両方とも楽しく可愛らしい曲なので、それだけで十分このCDを楽しめると思います。そしてニルスのCDと同じで、キャラのテーマソングは楽しくて思わず笑ってしまうかもしれません。BGMは、よく使われていて懐かしめるものから、こんな曲使われてたんだ〜と思う曲もあるかもしれません。
いずれのCDも楽しい歌ばかりで、子供と一緒に、もしくは自分ひとりでもノリノリで歌いたくなってしまうと思います。