チョコレート・アンダーグラウンド ぼくらのチョコレート戦争 スペシャル・エディション [DVD]
DVD観たあとにアマゾンのレビューを見たら、思いのほか評価が低くてびっくりしました。私はすごく面白いと思ったので…。ちなみに私は原作を全然知らずに観ました。
ストーリーもおもしろいし絵も可愛いし音楽も○。そしてチョコレート美味しそう…。それに考えさせられる部分もありました。
よくまとまっていると思います。お気に入りの作品です!
LOVE one.
西野カナは、Singerとしての高い素質を持っている。
4万人オーディションでトップを獲得した柔らかさと張りのある声質、プライベートのカラオケでは「天城越え」を歌いこなすという歌唱力。目が覚めるほどの美形というわけではないが、女の子らしい可愛いルックス。素材としては、間違いなく最高級品である。
このアルバムは、その最高級品の素材を得て、音楽不況に挑むスタッフの苦難と成功の歴史であるw CDの方は、ひとつの恋愛が始まり、終わるというストーリーになっているのでわかりづらいが、DVDの方はリリースの順に並んでいるので、プロジェクトとしての「西野カナ」の歴史がよくわかる。まずは軽やかなポップスに始まり、アイドル風テクノ、ラッパーfeat.の恋愛ソング。スタッフは、徹底して流行に乗っかっていて、ある意味、節操がないとも言える。しかしである。そこは西野カナ。素材のよさが発揮されて、同じような女性シンガーのグループから頭ひとつ抜け出すことに成功している。
特に、「遠くても」「君に会いたくなるから」「君の声を」のスローバラード三部作は、西野カナの美声と歌唱力を存分に生かすことのできる「得意技」を会得した感がある(ただし私のお気に入りは"style"であるw)。スマッシュヒットとなったのも、納得がいく。この作品には、Singerとしての西野カナが発進し、世に知られる過程が、はっきりと記されている。
今後の課題としては、歌い手としてのsingerから、創作者としてのartistへと進化できるか、「等身大の女の子の恋愛ソング」という限定された世界から、より普遍的な世界へと開くことができるか、であろう。西野カナは、すでに発進し、加速している。「定番アーティスト」を目指すレースでは、間違いなくトップ集団を走っているひとりだろう。
チョコレート・アンダーグラウンド
アレックス シアラーの作品はスキで結構読んでいるが、この本も面白かった。
甘いものを食べてはいけない、もし食べたら厳しい罰を受けてしまう。しかし、子供たちはもちろん甘い物好きな大人たちは甘いものが食べたくてしょうがない。確かに甘いものは虫歯の原因にもなる。しかし、こんなにおいしいもの、食べないわけにはいかない。そんな中、勇気ある子供たちが立ち上がる。
この作者は読み手に勇気と希望を与えてくれる。子供が主人公の話が多いが、この作者は子供と大人の間に境界線を引いたりしない。大人が子供に勇気をもらうことだってあるのだということを教えてくれる。同時に大人だって子供の時から忘れられない感情もある。譲れないものを奪い返す姿が描かれた作品であると思う。
An Evening with Ryukyu Underground
部屋を真っ暗にして聴くような曲がいっぱいです。
沖縄っぽくはなかったけど
ちょっと変わったアジア風のテクノ系クラブ音楽
という感じで楽しめました。