TORTOISE EP
前シングル、Penguin e.pから3年。アルバムはもとより毎回シングル(EP)の出来がすばらしいディーパーズの激重EPです。
前作よりもさらにニューメタル的なヘヴィーな音になり、後に出るアルバムへと続く独特の浮遊感が実にすばらしく、個人的にはPenguin e.pと並んでディーパーズの最も好みな作品のひとつです!
いきなり叩きつけるミドルテンポのヘヴィーなラウドロックの1、ヘヴィーなギターとパーカッションのループ感にトリップしちゃいそうな2、ギターリフと浮遊感のあるメロディーが心地良い名曲の3、なんだか切ない鍵盤の音と静寂から爆音への切り替えがすばらしい4・・・
どれを切ってもアーティストの色が出てる良い楽曲ばかり。ラウドな音が好みなら何度でも聴ける名作ではないでしょうか。
一見、激しい音に不釣合いに思える細い少年声のボーカルもピッタリとハマってるからファンだけど毎度ながら本当に不思議(笑)
「ラウドな音にはやっぱがなるボーカルだろ!」という方には物足りないかもしれませんが、邦楽という垣根を越えて実に見事なバンドだと思うのでぜひ一度聴いてみてください。
The Monkey and the Tortoise
すっごいかわいい絵本! もう超気に入りました。
バナナーン、バナナーンとバナナの木が流れてくるところから、物語が始まります。 色の使い方にこだわりを感じます。 絵を描いた方はフィリピン出身の方で日本でも第8回野間コンクールでも奨励賞を受賞したことのある人物だそうです。 それに、なんといっても翻訳が素晴らしい!是非お奨めです。
Tortoise & Hare
名作にはジャンルや曲調、曲の雰囲気とは関係なく、一定の”緊張感”というもの、もしくは隅々まで行き届いた作者の意思のようなものが感じられるが、まさにこの作品はその緊張感を漂わせている作品だ。ファーストには無かった。
この実験的でありながらどこか懐かしく瑞々しい音楽は、既聴感などではなく、其れを含んだ上での更なる感慨を感じさせてくれる。1STが好きな方は少々、はじめ戸惑うかもしれないが、彼女達が自分達の表現方法を彼女達なりに突き詰めた挑戦作であり、そして其れを見事に10曲に纏め上げた傑作なので興味がある人はぜひ聞いて欲しい。
日本版が出たとしてもボーナストラックはいらない、彼女達が練りに練り上げたこの10曲を通してこそ意味がある。
個人的には近年の女性歌手の!作品で最高の出来だと思います。
Burn To Shine 02: Chicago
第一弾のワシントン編に続きシカゴ編が登場!!
SHELLAC,WILCO,TORTOISEなど全9バンドが、取り壊し寸前の一軒家で演奏する様子が1バンド1曲ずつ収められています。
これだけ見れてたったこの値段!!お得感たっぷりですが、内容も素晴らしいです。
個人的にベスト1はWILCOでした。いや~本当にかっこいい!!演奏ももちろんなんですが、バンドとしての佇まいが素敵でした。
そしてTORTOISE!!凄まじいですね。。。TORTOISEが家の中で演奏してるって言う絵がまず新鮮でした。6人編成で機材の量も多いからちょっと狭そうでした。(笑)
あと、FREAKWATERという女性二人(ギターボーカルとボーカル)、男性一人(チェロ)のアコースティック・トリオが良いですね。二人の歌声がとにかくすごいんです!!
他にもストレートなギター・ロック系のバンドもいたり、バンドの取り合わせのバランスがすごく良いです。
音質も最高です!!(5.1チャンネルにも対応)