prismatic Lia ファーストボーカルアルバム
彼女の基本的なスタンスは守られつつ、タイトル通りの多彩な内容のアルバムになっています。そして、相変わらず素晴らしい歌声してらっしゃいます。ただ、ジャンル的にソウル・R&Bが基本になっているので、I'veやKeyから出たような曲を期待していると肩透かしを食らう可能性もかなりあります(そっち系は実質2曲)。ですが、このアルバムからは「ひとりのアーティストとしてのLia」を垣間見れるし、全体の完成度は文句のつけようがありません。楽曲の好みは別れると思いますが、買って損したと思うことはないんじゃないでしょうか。
(リッキーアンドヒッキー)Rickey&Hickey 斜めラインキャンバスデイバッグ
A4サイズ入ります。
ロボット (岩波文庫)
マジで震えた。恐怖した。感動した。手塚治虫やアシモフの感動が霞むほどだった。いや治虫が天才だという事に異論は無い。紙芝居だったマンガを映画に近づけたのは彼の功績だ。アシモフ三原則の先見性を否定できる者も未だいない。でも、このチャペックは別格。なんせ石炭くさい19世紀生まれなのに、「ロボット(労働」を造語したこの想像力には脱帽だ。いや脱毛もんだよ、コレは。だってアシモフが生まれた1920年に、この作品を発表してるんだから。ラングの「メトロポリス」1926(サイレント映画)やチャップリン「モダンタイムズ」1938も二番煎じだ。