真・女神転生悪魔事典
内容的には☆5つでイイと思います。
金子氏の絵が少ないとのレビューもありますけれど
金子氏の絵に関しては他にもたくさん本がありますので
そちらで見ればよいかと。
それよりもSFC時代のドット絵がたくさんあるのは+ポイントだと思います。
ただこの手の本は何度も開いたり閉じたりとするため
製本が非常に丈夫に作ってあるべきではあるのですけれど
それほど丈夫ではありません。コアなファンの方なら10年史を思い出していただければ納得がいくかと存じます。
SEE YOU THERE 金子ノブアキ写真集
シンプルできれいな写真集でした。
金子ノブアキの今の雰囲気が伝わってきて、かっこいいです。
若い世代の俳優とは違った、何気ない仕草が画になる人だと思いました。
RIZEのファンですが、今後のソロ活動も期待できそうです。
金子な理由
2年ぶりの新作はカバー曲アルバム。GSから歌謡ポップ、セルフカバー、ヒット曲と、まるでちょっとした日本ポップ、ロック史。一見散漫なようだが、取り上げた曲への彼女の思い入れが深い曲ばかりで(各々の曲への自身のコメントもあり)、既知のベテランミュージシャンの抑制の効いた演奏をバックに、マリの年輪を重ねたハスキーかつ切れの良いヴォーカルが絶品!
一曲一曲の完成度が高く,彼女の持つグルーヴ感が聴く者の心を掴む。ゴリ、ゴリッとしたロック感覚の曲もいいのだが、あの岡本おさみ作詞、森園勝敏作曲の11、上田正樹の12(ギター:有山)には泣かされた。
ああ、大人のロックっていいなァ (マリと同じ歳の中年おやじだけど、何か!?)
モテキ DVD豪華版(2枚組)
美女4人という恵まれすぎた環境にありながら、気弱で優柔不断な主人公が、自分自身をコントロールできずに迷走する様をJ-POPにのせて描いていく。
障害を乗り越えてでもゲットしたい本命とは? ということ。大好きな人と結ばれるためには、自分や別の誰かを傷つけずにはいられないことを学ぶヘタレ男子の姿は、切実で滑稽で、ちょっぴりイタくて愛おしい。(笑)
キャスト的には、森山未来の草食男子ぶりも、舞台で培ったであろう動きも、なかなかよかった。なにより女性陣が可愛い、欲張りな配役です。『ガールズバー』のちょっとケバい仲里依紗、ドSな会社上司の真木ようこ、ノリのいい長沢まさみ。それぞれはまり役で、素じゃないかとも思える演技ぶり。特に良かったのが、麻生久美子。重い女というのはこれまでの彼女のイメージを覆すものだし、一人カラオケで「B's」を歌うハジケッぷりもよかった。
サブカルネタ全開で、アイドルソングへの冷静な分析や、突然のダンスシーンなど、演出は意外にもセンスがある。何といっても、冒頭の、女性神輿に乗ってハジケまくるタイトルバックが最高に楽しい。この軽さ、何も残らない後味、何の指針も示さない大人。またツイッターやインターネットなど最近のツールをうまく演出しています。まさに“今”ですね。
また、Perfume、スチャダラパー、東京''Soulset、くるり、等々、とにかく盛りだくさんのJ-popがライブ映像とともに使われていて、このあたりの音楽好きな人には聞いているだけで楽しめると思います。変種の音楽映画として楽しむのも一興かも。
B-ethics
金子マリの新作「B−ethics」の何が凄いかというと作家陣。
関西ブルースからは有山じゅんじと木村充揮。
日本を代表するロックミュージシャンのChar、忌野清志郎、佐野元春。
意外なところで、さだまさしと矢野顕子。
どの曲も作家の色は残しつつも、すべて金子マリと判るボーカルに脱帽。
有山じゅんじやCharとの競演はライブさながらの雰囲気がある。
(Charとのトラックははスタジオセッション)
金子ノブアキとKenKenの二人の息子を従えての「アスベスト」は
凄まじいラウドロックを歌い、母親の偉大さとロックの女王の貫禄を感じさせる。
さだまさし作詞の「Bo‐Sa‐Tsu」はさだまさしのイメージとは1000万光年ほど
かけ離れた感じの壮大な展開となるプログレロックに仕上がっている。
これは是非聴いてほしい一枚である。