ベスト・オブ・秋吉敏子
秋吉さんの半生を描いた"孤軍"を読んだあと
本に書かれている
小野田少尉をイメージしたという『孤軍』
故郷の満州と黄色い自分がアメリカで歯を食いしばってこれから生きていくであろうと作った『ロングイエローロード』
など
どんな曲だろうと聞きたくなって購入
「ロングイエロー」はトリオでのブルーノート版の方が好みだったので違和感があったが
ビッグバンドならではの曲の編成にこちらはこちらで好きな感じに
「孤軍」は古き日本男児の心を貫いての耐え忍ぶ姿なのか?
「エレジー」はかっこよすぎます。全然哀歌じゃないっすw
スピード感がいいですね
「タヌキの夜遊び」って
こんなカッコいいタヌキの夜遊びがあったらみてみたい。。
テンポと決めがかっこいいです。
古き良きゆったりとしたビックバンドではなく
スピード感あふれる曲とビックバンドならではの豪華さが味わえるアルバムかと。
そら秋吉さんが高い評価をされるわけだっと納得のアルバムです
ジャズと生きる (岩波新書)
エリントンやマイルスがバリバリの現役だった50年代に渡米して、彼の地で音楽活動に身を捧げてきた秋吉女史の自伝。たかく経営が難しいといわれるビッグバンドを存続させ、且つ何度も賞を受賞するなど、その活躍には目をみはるものがある。しかし、それは表面的なものであって、その音楽活動の裏には非常に厳しい現実が隠されている。本書はそんな裏舞台についても赤裸々に語られている。
HOPE「希望」
穐吉敏子さんの二十年来のファンです。近年、二年続けて穐吉さんのライブを聴くことができ、どちらのライブでも最後に演奏されたのがこの曲でした。「世界中に住むいろいろな人々が、愛し合わなくてもいい。互いにちょっとずつ我慢して、争い事にはならないようにくらしていけたら」という穐吉さんの言葉は、実感のこもった、納得のいく言葉として、今も自分の中にあります。ジャズのCDとして、あるいは穐吉さんのCDとして、最高の出来とは言いませんが、娘さんの伸びやかな声も心地よく、買ってよかったと思いました。英語の歌詞での歌唱のバージョンが優れていると思います。谷川さんの歌詞は、息継ぎが難しい感じですが、自分でも口ずさんだり歌ってみたい感じです(外国人の友人の前で、こういうのをカラオケで歌いたい)。娘さんの歌の伴奏という、特別な初体験、穐吉さんの緊張と気遣いと喜びが透けて見えるような気がしました。
孤軍
トシコさんのアルバムはどれもいいけれど,やはり懐かしい場所に帰ったときのようなくつろぎを与えてくれるこのアルバムが一番!
トシコさんの「パウエル流」のピアノも冴えているし(最近のものは楽想はともかくテクニックの衰えが顕著で気の毒・・・),タバキンのエッジの聴いたテナーも中毒性が高いです!バンドアンサンブルも,寄せ集めのミュージシャン(みんな凄腕だけど)とは思えぬ充実ぶり!
初めて聴いたときの新鮮な驚きは薄れていません,未聴の方は是非!