Lucky (Dig)
2009年のナノムゲンフェスティバル出演で初来日したアメリカのバンドであり、出演者だったアジカン後藤氏やスピッツ草野マサムネ氏も愛聴していたという。そういう自分もナノフェスで初めて聴いたバンドだったが、結果、自分にとってはフェス最大の収穫となった。
心地よく美しいメロディ、そしてビートルズの時代を思わせる美しいハーモニー。Teenage Funclub(サウンドの感触はかなり近い)が好きな自分には、かなりツボだった。 パワーポップ好きのみならず、胸に沁みる「歌もの」を探している方にも、大推薦。良作です!
Weight Is a Gift
ニューヨーク出身の3人組ロックバンド
Nada Surfの4thアルバム。
彼らは
グランジ以降のパワー・ポップ
ポストWeezerとして
元カーズのリック・オケイセクのプロデュースで
メジャーElektraから1996年『High/Low』でデビューし
ヒットを記録。
しかし、彼ら自身が望むサウンドを求めた
2nd『Proximity Effect』の
サウンド・プロダクトをめぐり
レーベルと決裂し、解雇される。
苦労の末に権利を取得し
自身のレーベルMarDev Recordsから
2000年にリリースするも
世間からは忘れ去られた存在となる。
それでも彼らは
自ら投じたインディのフィールドで
地道に活動を続け
2001年、傑作3rd『Let Go』を発表。
ストレートなギターロックながら
磨き抜かれたソングライティングと
泣きのメロディ、憂いのあるヴォーカルで
ミドルからスロウテンポのなかに
情熱と誠実さを織り込んだ
素晴らしいインディ作品に仕上がり
世界中のインディロックを愛する
音楽ファンから圧倒的な支持を受けた。
本作はその傑作3rdの延長線上にある
メランコリックかつナイーブな
ギターロック作品である。
とにかく、メロディがよく
曲のクォリティが高い。
シンプルだが
表現力が豊かで
程良く疾走するギター。
バラードはどこまでも
切ない。
マシューのヴォーカルに
胸が締めつけられ
ギター・フレーズに涙する。
インディの大海で苦労してきたことなど
微塵も感じさせない
力強く、心を揺さぶるサウンド。
彼らが自分たちを信じ
音楽への愛情を注ぎ続けてきた証ともいえる、
誠実で瑞々しい曲達が
うれしそうにサーフするかのように
心の扉をノックする。
ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2009
アジカンの新曲目当てで買いましたが、とても良いですね。
ほとんどは知らないアーティストですがどれも良い曲ばかりですね。選曲もツボです。
アジカン好きだけでなく色々なロックファンに手にとってもらいたいコンピです。
The O.C. MIX2
まだ日本では未放送ですが海外では大人気!の青春ドラマO.Cのサントラ。
貧乏階層?からカリフォルニアの上流階級にやってきたライアンを中心に
展開するドラマです。
このドラマは出演者の魅力もさながら音楽もすてき!
カリフォルニアのあっかるーい生活の青春気分浸れること必至。
テーマソングのCaliforniaは、MIX1にはいっとります