中国共産党 支配者たちの秘密の世界
スーザン・L・シャークが中国指導者の政治的立脚点、行動の動機をつまびらかにし、
中国の深層理解に大いに貢献してくれましたが、この本はそれを敷衍するものだと思われます。
前者がその動機を明らかにしたのに対し、この本は、その実現手法を明らかにしています。
中国を考えるとき、もっとも重要でもっとも影響のある要素は、何といっても13億の民と言うその数です。
ですから中国の指導者にとっての最大の懸案事項は自国民の統治なのです。
中国指導部の決定する、政治、外交、経済、軍事、文化的なあらゆる、政策、行動の根本動機がそれに基づいています。
中国の指導者は13億の民を恐れている。
それをいかに抑え込むかがすべてなのです。
この本はそれを実現している、共産党組織による独裁・管理の詳細を実例を中心に分かり易く教えてくれます。
あまたの中国に関する解説書が氾濫していますが、シャークの「中国 危うい超大国」と本書は必読の良書と思います。
分厚い本ですが読みやすく、二日で読了しました。
久しぶりに読書の満足感に浸りました。
パニック・エレベーター [DVD]
内容についてはごく普通のサスペンスです。
個人的には内容よりも出演者紹介の時の音楽が気に入りました。
音楽があまり好きではありませんが、この作品の音楽になぜか惹かれました。
寝る前に毎日聴いているくらいです。
プラレール トミカと遊ぼう! オート踏切ステーション
プラレール博で、息子がかじり付きで見ていたおもちゃがこれでした。その後、トミカ&プラレールの薄いカタログ冊子でもこのおもちゃを指差して教えてくれるほど。誕生日に祖父母に買ってもらいました。家が狭いので毎回出しては仕舞って・・・と面倒ですが、息子は毎日の様に「かんかん(踏み切りの音で説明)かんかんっ」と出してと要求。「プラレール はやぶさと駅前ロータリー」と合体させて、はやぶさとトミカを走らせ、寝そべって(その方が電車や車がリアルに見えるらしい)没頭して見ています。これは買って良かったなぁ。ただモーター音と踏み切りの音がすごく大きいので、調整が出来ると嬉しい・・・けれど、そうなるともっと金額も高くなっちゃうだろうなぁ。
鉄道ダイヤのつくりかた
学術的なダイヤのつくりかたにとどまらず、
主要私鉄各社のダイヤ担当の一線で活躍する方々(いわゆるスジ屋)の
実務を通じた章が希有である。(各社、ここまで公開するとは太っ腹!)
分野としては専門書のカテゴリに思えるが、
鉄道好きな方には必見の一冊かと!