GANTZ 34 (ヤングジャンプコミックス)
面白い、つまらない以前にとにかく見辛いです。 絵で見せるのはいいと思いますが見辛く何が起こってるのかわからないのではどうしようもないです。
あとレイカのところは もう少し深く書いてほしかったなぁ というのが正直なところです。
GANTZ [DVD]
漫画を読むという事をずいぶん前に卒業したもので当然原作は知りませんでした、この作品を知ったのは劇場の予告編を見てからです、
あと吉高由里子さんには多少興味があり劇場で鑑賞することとしました。
何せGANTZに関する予備知識がゼロに近いもので、ガンツって何?と思いながら最初から見ていくと見事にはまります、原作との違いを書いている
レビューも多いですが知らない人は知らないなりに楽しめます。ストーリーも後半はっきりとし最後まで楽しめました、ラスト近くにはおやっ?
と思わせて次に繋げる仕掛けもあります。続編の「パーフェクト・アンサー」に関してはここでは何もいわない事とします。 また本作が気にいった方にはテレビではすでにオンエアーされていますが「アナザー・ガンツ」も推しておきましょう。これはこの作品ではあまりスポットが当たらなかった脇役を主役にして本編では語りきれなかった裏の物語が披露されてより深く楽しめる作品となっており続編の「パーフェクト〜」が2倍楽しめる形となります。 私のようなオジサンだから気づいたことがあります、ガンツって石の森章太郎原作の漫画「ロボコン」のガンツ先生に由来しているのでは? ガンツ先生は物語の最後に生徒のロボット達に採点するのが恒例で主役のロボコンはいつも0点なのです。 これって若い
人たちはみんな知ってるのかなあ。
Sound of GANTZ PERFECT ANSWER
前作に引き続き、川井憲次氏の投入となった映画「GANTZ PERFECT ANSWER」のスコア盤。
オリジナルコミックのあまりのエログロ描写に少々辟易していた私からすれば、この映画やスコア
の路線の方が好みではある。
但し、本作はオリジナルコミックとは少々異なり、映画オリジナルであるという事も付け加えておく。
川井氏の作る音楽の世界観は当然前作を踏襲している。
また映画の進行に沿っての曲配置なのもありがたい。
抽象的なダーク・アンビエントや美しいピアノとストリングスの絡み、十八番の「太鼓」が大暴れする
ハード・アクション・スコアなど。
が、今回は同時に全編に漂う悲壮感が胸を締め付けるようなメロディとともにこちらに迫ってくる。
同時に映画自体が持つ重々しさからか、いつものノンビリした和やかなトラックは皆無。
それは主人公である「クロノ」が悲しみに満ちたある決断をするからであろう。
オリジナルコミックの方には沢山出てくるキャラクターにそれぞれのストーリーを持たせており、それぞれが
持つ「悲しみ」を上手く表現していた。
このスコアは「クロノ」の視点で描く「GANTZ」ワールドといったところだろうか。
恐らく映画もそうだろうが、前作も今作も同時製作だったであろうし、このスコアもほぼ同時製作で
あったはずだが、微妙にテイストが違うところなど、流石、天才のなせる技。
ここ最近の川井氏の作品の中でも「劇場版 ガンダム00」と双璧をなす力作であることは
間違いない。
地下鉄に乗りながら携帯プレイヤーで「無限軌道」を聞いていると、この車内で何か
起きてしまうんじゃないか、と思わせるほどサスペンスフルな気持ちになってしまう。
当然のことではあるが、今回も最強・最高ののエンディング・テーマが用意されている。
リズム、メロディ、コーラス、すべてが一体となって大団円へ向かう。
恐らく、私のような川井マニアは、他のトラックが微妙でも、この必殺のエンディング・テーマがあれば
CDを買うし、そして満足するであろう。
この音楽は素晴らしいのに、やはり映画本編のレベルの低さと、音響処理技術なのか意図なのか
分からないが、映像の中に埋没してしまっている点が多いに不満。
この音楽がもっともっと前面に出てきて欲しかった。
この迫力のスコアが、映像とリンクして爆発していたら映画本編のレベルも上がったのではないか。
GANTZ 33 (ヤングジャンプコミックス)
カタストロフィ編になって初めて強い敵が出てきたのと、
もう他の方が書かれてますが巻末が良い終わり方をするのでこの巻は最近の中では良い方だったと思います。
グロい描写が久々にかなり多く、
ひたすら嫌な展開を見せられるので話を見せて欲しいという方には確かにつまらない巻かも知れませんが、
自分はGANTZメンバーの戦闘シーンが好きなので読んでいてかなり楽しめました。
普段は雑誌で読んでいて見開きが多く展開が遅いと思っていたのですが単行本で読むと意外に気にならずに読めたと思います。
ただ少し残念なのが、絵がとても細かいので単行本だと雑誌で見るより見づらく地味に見えてしまいました。
(※GANTZオーサカみたいなのを出せとは言ってません。)
次の巻も5月発売予定と前回よりも早く出るのは嬉しいですが早く結末を見せてもらいたいです。
☆4の理由は戦闘は楽しめるんですが、
やはり話が進んでなくグダクダ感がするのでこの評価です。
GANTZ PERFECT ANSWER [DVD]
原作は読んでいませんが、友人に誘われてパート1は劇場で観ました。
二部作の前編だから、「2部に乞うご期待!」という感じで終わったので、どういうオチがつくのか楽しみにしてDVDでこの「完結編」を観ました。
アクションはよく撮れていると思います。
電車の中のシーンは手に汗握る感じで、特に電車から振り落とされた二宮和也さん演じる玄野がホームを疾走するシーンは圧巻です。
二宮さんは「硫黄島からの手紙」とかで評価が高かったと聞いていましたが、正直童顔すぎて俳優としての魅力は理解できなかったのですが、アクションもよくこなしていたし、感情の盛り上がりの表現など、結構細やかに演じていて、今回は好感が持てました。
松山ケンイチさんも、殺陣をよくこなしていたし、冷酷な高校生役の本郷奏多さんもよかったです。
田口トモロヲさんも人にいいタダのおっさんなのに、こういった現実離れした世界に放り込まれて精一杯戸惑う「普通のオジさん」がいい味が出ています。
登場人物が生き生きと描かれているし、アクションもテンポがよく、迫力ある画面が続き一気に観れました。
しかし、長い原作なのでしょう。話しの落としどころが「ええ?それでいいの?」的な感は拭えません。
そもそも「ガンツ」の正体って何だったの?
全然「PERFECT ANSWER」じゃないじゃん。
映画だけしか知らない私はそこそこ楽しめましたが、原作ファンは黙っていないだろうなあって思います。