PowerQuest PartitionMagic 8.0 日本語版
パーティションの内容を壊さずにパーティションのサイズ変更や移動が自由にできる点が秀逸です。ただし、時間は延々とかかります。サイズ変更を行うなら、プログラムをインストールする前、データをコピーしてくる前に行うべきです。
もう1つ注意しないといけないのは、Linuxとの共存時です。Linuxのディストリビューションにもよりますが、LinuxでMBRを操作したりするとこのPartitionMagicで読めなくなることがたまにあります。これは最悪の結果が予想される事態です。異種のOSをデュアルブートにする際には、パーティション操作プログラムはかなり注意を払って使用する必要があります。これは何度もパーティションを読めなくした経験から申し上げています。
Master of Illusion
イギリス、イタリア混合のメロスピバンド、パワー・クエストの4th。2008作
陽性のメロディでキャッチーに疾走するメロスピサウンドから、
前作ではさらに軽めなメロハー寄りの雰囲気になっていたが、今作もその路線。
疾走ナンバーは少なくなり、メロスピというよりはメロディアスハードの質感で、
きらきらとしたシンセワークと軟弱な歌メロで聴かせるスタイルだ。
楽曲に新鮮味は薄く、アレンジ的にも耳を惹く要素があまりないので、
前作からのファンでなければあまり面白くはないかもしれない。
キャッチーでクサめで軽いノリのメタルがお好きならどうぞ。
PowerQuest Drive Image 2002 日本語版
メディアも以前と比べてだいぶ安くなってきたところで、CD-Rにある時点のOSを含めたハードディスクの内容を凍結してしまうこのソフトは時代のニーズに照らし合わせても、賢明なプロダクトだと思う。バックアップディスクがそのままシステムが健康である時のリカバリーディスクになって起動するから、正直辟易するメーカーリカバリーの拘束から解放される。また、USB2 や IEEE の登場による大容量ストレージの生産が盛んだが、そちらにバックアップをしても大概は論理ドライブとなっていて基本的にブートは出来ない。少しだけ旧モデルのPCでも基本ドライブにOSのデュアルインストールをするにも空き容量捻出に苦労するこの頃だが、その度に旧OSの安全性を保つ精神力は並ではない。健康なディスク環境をCDというフリーザーに貯蔵できるのだから、そのリスクから解放されて人は自由に創作環境を得る事ができる。
マスター・オヴ・イリュージョン
4thアルバム。リーダーがKeyなだけあって柔らかな雰囲気に包まれたアルバムです。
流れるようなメロディは、メタルというよりメロディアスロック。
今回はその辺が強く出て、スピードのある曲の数はほとんどないけどキャッチーなメロディを楽しむことができます。
アップテンポ#4などはとても爽やかできれいな曲だと思います。
残念なのは、少し高い音域が苦しそうなヴォーカル。
パワーに欠けるところがあるけども、こういった雰囲気が逆に新鮮で楽しめました。