Centered Riding (A Trafalgar Square Farm Book)
騎座が安定しない、自分は上達できるのだろうか、と悩んでいるライダーにオススメします。
これは、180p程の読みやすい本です。やや大きな活字なので、中高年も読めます。
続編もあり、どちらも本国ではVHSビデオで販売されています。できれば、ビデオを見ながら読むと、more betterと思います。と言うのも、やはり動きがあったほうがわかりやすいからです。
このサリー・スイフトおばあちゃんのアプローチは、すべて比喩。「馬のつもりで考えればわかるでしょ?」と上に乗っている人間がどうバランスをとってくれたら都合が良いか、人体と馬体のの構造、馬の心理など多角的にわかりやすく解説します。
日本の「気」についてもふれています。馬を停止させるには、それは自分の中心から馬を貫通して深く地中に鎖を降ろすのだと思いなさい。。。「だからどうやるんだー!」という声が聞こえてきそうですが、その回答はこの本にあります。乗馬クラブの先生は、絶対に使わない表現ばかりですが、聞くと、なるほど!です。
4つの基本として、目、呼吸、センタリング、ビルディングブロックスを提唱しています。呼吸法なんて意識したことなかった私には、読んだだけでは納得できません。実践しながら、体感してゆくのだと思います。また、何度も読み返すうちに、「そうかも」、と納得することもあります。ベストは、鞍上でレッスンを受けながら読むことでしょうか?(無理ですね。)
このおばあちゃんは、前世は馬だったのでしょう。少しでも鞍下の馬がハッピーで人間に貢献できるよう、語り部として活躍されているのだと思います。人にも馬にも愛情あふれる一冊です。英語がOKなライダーにオススメします。
和訳本がありました!最近まで気づきませんでした!パート2も最近和訳本が出ました。
ライディング・ジャイアンツ [DVD]
今日は死に日和だぜ…と始まるライディング・ジャイアンツ。常により大きな波を求めて旅をする男たちは、まさに“恐怖に恋した”という呼び名に相応しい生き様で、都会で生ぬるく生活をしている私なんかからするとどうしても尊敬の対象になってしまいます。登場人物たちのチャレンジ精神も、それを最大限に格好良く撮影した映像も凄いの一言なんですが、この映画はけして「とても凄い記録映像」ではなく、エンタテインメント性も十二分に考えられた「とても面白い映画」です。結構自信を持ってお勧めできますよ。
赤ずきん ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
ゴシックホラーだ!とかサスペンスだ!とか色々な見方があってもいいんだけど… 下手なつじつま合わせのストーリーじゃなく雰囲気重視のストーリー映画があっても良いと思う。 ストーリーの流れを楽しむというか何というか… この[赤ずきん]はそんな映画です。 近いところでいうと映画[スリーピーホロウ]に似てるカモ…科学捜査させといて結局は魔術かいっ!ってところが。 ま、そんなところを突っ込まずに素直に楽しめた方は☆5じゃないですかね。 またストーリーのつじつまを考える方は不向きだと思います。 映像とヒロインがとても綺麗で、その瞳の美しさは若かりし頃のミシェルファイファーのようです。美人とか可愛いとかじゃなくて瞳が神秘的というか…
Red Riding Hood: A Pop-Up Book (Fairytale Pop-Ups)
仕掛けは飛び抜けていないが水準以上、イラストは絵柄が微妙。
なにが良いかと言えば、セピア色に統一された色彩。
しかもよく見ると、実際の木の葉を使用して(スキャンしたものを
テクスチャとして使用している?)構成されている。「赤ずきん」
さえ「赤っぽい」程度で原色の赤ではないのが斬新。「抑えた色の中に
赤」じゃなくて、赤すらも抑えているところが大変良い。
気になったので色々なサイトも調べてみたけどこの作者の他の本が見つけられませんでした。
誰かの別名義なのか、デビュー作なのか。もしデビュー作であれば、
サブダ先生を追う作家の中でも注目すべき新人かと思われます。