Live with The Tennessee Symphony Orchestra [DVD]
「Chuck NegronのいないTDNなんて・・・」と、筆者はそれほど期待していませんでした。「'72年の来日公演の素晴らしさを知る者には、何を聞いても・・・」と。しかし、結果は、CoryとDannyの渋いヴォーカルを中心に、Jimmy(kb)とMichael(g)の確かな職人芸に、P.Kingery(b&vo),P.Bautz(ds)とストリングスを加えて、なつかしいヒット曲に新しい息吹(ハーモニー&アレンジ)をふき込み、なかなかの良い出来映えで魅せてくれました。R.Podolor&B.Cooperの音作りの匠を背景に、新生TDNが、改めて、グループとしての「まとまり」と「健在ぶり」を印象付けた俊作と言えます。
Live With Tennessee Symphony Orchestra [VHS] [Import]
2002年に発表されたテネシー交響楽団をバックにしたスリードッグナイト
の貴重なライブ映像です。
ダニーハットン、コリーウェルズともにかなりの年齢ですが往年のスーパー
グループを感じさせるエネルギッシュなボーカルを聞かせてくれます。
チャックネグロンはすでに脱退していますので残念ですが、懐かしいヒット
曲の数々が色褪せることはありません。
このDVDの最大の価値は「Out in The Country」が収録されていることでは
ないでしょうか。
素晴らしい名曲だと思いますが不思議とコレクターDVDでも見たことがありま
せん。
本作のトラックでは田園風景の映像がオーバーラップされています。
この曲への思い入れが伺えますがしつこい映像処理ではないので印象は悪
くありません。期待以上の貴重な映像です。
Captured Live at the Forum
とんと名前を聞かなくなりましたが一世を風靡したバンドです。一時はすごかったですがねえ。これはまだ初期の頃のライブです。「ママ・トールド・ミー「とか「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」という全米NO.1が生まれるのはこのライブ以降のことです。ただ、この時点で珠玉の名曲がいっぱいです。「ワン」からローラ・ニーロの「イーライズ・カミン」、レノン・マッカートニーの作品でビートルでは聞けなかった「イッツ・フォー・ユー」さらにオーティスの「トライ・リトル・テンダーネス」といった他の人の作品を上手にアレンジして歌いきるところに彼らの特徴があったように思います。このようなアレンジの上手さ、ボーカルの上手さを売り物のバンドは最近はいない感じですね。
ベスト・オブ・スリー・ドッグ・ナイト
全米6週連続1位の「喜びの世界」、日本でメガヒットの「オールド・ファッションド・ラブソング」。。。70年代を通ったオールドポップスファンには泣けるスリードッグナイト。後年のCF等で使われた曲も多く、40〜50台以上のかたなら聞いたことのある曲ばかりでしょう。
3人の個性豊かで、ソウルフルなよく伸びるヴォーカルと完成度の高いハーモニイ。バックをいれると大世帯の多民族バンドだがサウンドはパンチがきいていて演奏力も高く、どのアルバムも絶妙に息が合っているのが感じられた。当時のチャートのトップラインとしては“甘ったるさ”がない(”nothing sweet”)、ドライな制作トーンが魅力で、それでもヒット連発だったし、時にはブルージイに、時にはブラック的要素も取り入れ、だからこそ全米で支持が厚かったといいます。
リアルタイムできいたこどものころは大人っぽすぎた「ライアー」(「喜びの世界」の次にでたシングルだが渋すぎて理解できなかった)が今聴くとヴォーカルもギターも超キレがよく、逸品というほかない。そして大ヒットにはならなかったが彼らには珍しくも叙情的で美しい旋律のバラッド「ピーセス・オブ・エイプリル」、こどものときシングルでかったのを30数年ぶりでゲットした。なんとも感涙の名曲です。
バンド名の由来は、“寒い夜でも3匹のイヌを抱いてねると暖かい”ところからとか。こどものころはオトナっぽすぎるバンドとおもったが、ちょいわるジジイになってきた今、3匹のイヌの熱唱は胸を限りなくアツク焦がしてくれました。40台以上のかた、最近このバンドに関心もたれたかた、このベストは間違いありません。超オススメ星5つです!!!
Live With Tennessee Symphony Orchestra [DVD] [Import]
2002年に発表されたテネシー交響楽団をバックにしたスリードッグナイト
の貴重なライブ映像です。
ダニーハットン、コリーウェルズともにかなりの年齢ですが往年のスーパー
グループを感じさせるエネルギッシュなボーカルを聞かせてくれます。
チャックネグロンはすでに脱退していますので残念ですが、懐かしいヒット
曲の数々が色褪せることはありません。
このDVDの最大の価値は「Out in The Country」が収録されていることでは
ないでしょうか。
素晴らしい名曲だと思いますが不思議とコレクターDVDでも見たことがありま
せん。
本作のトラックでは田園風景の映像がオーバーラップされています。
この曲への思い入れが伺えますがしつこい映像処理ではないので印象は悪
くありません。期待以上の貴重な映像です。