Under Lock & Key
DOKKENの全盛期というと、「Tooth and Nail('84)」、本作「Under Lock and Key('85)」「Back for the Attack('87)」の3作が挙がるのは、衆目の一致するところでしょう。
どれも佳曲満載の好盤ですが、敢えて言うなら「Tooth~」はやや青臭くサウンドがいまいち、「Back~」はドンとジョージの個性が分裂し過ぎていて、本作が楽曲・アルバム構成・パフォーマンス・サウンドと全ての面で、最も高い完成度を有していると思います。
DOKKENについて語るなら、まずドン・ドッケン(Vo)とジョージ・リンチ(Gt)の確執について避けては通れません。
ポップでメロウなヴォーカルラインを得意とし、少年のようなナイーブな歌唱が持ち味のドンと、アグレッシブでマッチョなギタープレイを好み、しばしばヴォーカルを差し置いて前面に出たがるジョージのギターは、まさに「水と油」で、よくこのメンバーで長期の活動が出来たものだと驚きます。(ファンの中にも、ドン派とジョージ派がいて仲が悪かったものです)
本作は、比較的ドンの個性を重視した、ヴォーカル中心のアルバムと言って良いと思います。激しい曲は「Lightnin' Strikes Again」くらいですし、ミディアムテンポで判りやすいメロディの曲が多いので、とっつきやすいでしょう。また日本人好みのマイナーなメロディが多く、このあたりが彼らが日本で支持された理由でしょうね。
やはりドッケンの魅力は、ロマンティックなドンのヴォーカルと歌詞・メロディにあるのではないか、と思います。また、ファンなら知っているでしょうが、ジェフ・ピルソン(B)の作曲面・コーラス面での高い貢献度も、特筆すべきでしょうね。
ドッケン [DVD]
80年代の全盛期のDOKKENのヒット曲を5.1chで聞くとすばらしい。ボーナスの4曲のDON DOKKENとMICK BROWN のintroduction はおもしろいよ。MICK BROWNはとてもHIGH(たぶんアルコールのせい?)で、酒飲みながら見たら、一緒に飲んでいるみたいな感じでGOO.
Live From the Sun [DVD] [Import]
これはジョージが抜けた後にウインガーのギタリスト・レブビーチが加入し名作イレイズ・ザ・スレートを引っさげて行われた99年のアナハイムでのライブ映像です。
95年のライブジャパンとうって変わってステージが凄く和気あいあいとして、ドンのテンションも今までで一番高く声も物凄く出ています。
またレブはジョージのファンで、完コピは勿論、音までジョージと一緒というこだわりようで(しかも無茶苦茶うまい!)、思わずジョージいなくてもいいか・・と思ってしまうくらい素晴らしステージパフォーマンスを堪能できます。
しかし今はレブはおろかジェフすらいません。やっぱりミック以外ドンのわがままについていけないのでしょうね・・
Tooth & Nail
1stは、荒削りな部分も目立ったが
このアルバムでは、楽曲の質もグッと高まり、一気にメジャー感が増しました。
アルバム全体の印象はアグレッシブでハードなイメージだが、
程よいポップさも加味されているのは流石!
ジョージ・リンチの火の出るようなスリリングなギターに
ドン・ドッケンの持ち味であるポップさと切ないメロディがガッツリ組み合った名盤。
この頃の人間関係はどうだったのかわからないけど、
楽曲は、ふたりのいいところがバランスよく出ていて素晴らしい。
ワン・ライブ・ナイト [VHS]
基本的にドッケンのファンではないのですが、このアルバムは好きですね、最近アメリカンロックをまた聞きだしてアルバムを見た時アコースティックと書いてあったので聞いてみたのですがなかなかですよ、
昔REOスピードワゴンのファンだったせいかアコースティックに影響をうけています(個人的に)
このアルバムのいいところはやっぱりアコースティックギターとコーラスとのバランスの良さですね、演奏力も可なり良いです
このアルバムを手にしてからは、毎日1回は聞いてますよ、アコースティックサウンドに興味がある人は是非聞いてみてください。