アース・ガールズ・ア・イージー
EARTH GIRLS ARE EASY Original Motion Picture Soundtrack (1989)
1.LOVE TRAIN Daryl Hall & John Oates 3:45
2.BABY GONNA SHAKE Royalty 4:24
3.HIT ME Information Society 5:08
4.THE GROUND YOU WALK ON Jill Jones 4:15
5.EARTH GIRLS ARE EASY The N 3:43
6.COSMIC THING The B−52’s 3:51
7.ROUTE 66 −The Nile Rodgers Mix− Depeche Mode 4:09
8.WHO DO YOU LOVE The Jesus And Mary Chain 4:04
9.THROB Stewart Copeland 2:09
10.BRAND NEW GIRL Julie Brown 3:42
11.’CAUSE I’ M A BLONDIE Julie Brown 3:15
CD、 DVD 等の入手を ネット購入に切り替える前の話。 かなり前に 熊本へドライヴがてら中古屋巡りを 決行。 道なりにある 目に付く中古屋 CD ショップへ 寄りに寄りまくりながらの旅。 その中の一軒で この CD を 見つけて購入。 映画のサントラらしいが 映画の方は 知りませんでした。 どうやら監督であるジュリアン・テンプルは MTV 世代らしく いろんなアーティストの PV を 数々手掛けてきた方らしい。 このサントラで私の興味を 惹いたのが ホール & オーツの 【1】 と デペッシュ・モードの 【7】 両曲ともカヴァーです。 オープニングを 飾る 【1】 は オージェイズ 73年の全米 No.1 ヒット曲。 彼らが好んでライヴで取り上げ演奏していた楽曲でもある この曲を ナイル・ロジャースのプロデュースで録音した作品。 さすがに こなれたもので 楽曲自体は 彼らの持ち歌と言われても 誰も疑わないであろう素晴らしい仕上がりなのですが 私としては 彼らと ナイルのコラボは 少々トゥー・マッチな気が したりする (笑) でも このカヴァーは 貴重だと思います。 UK の エレ・ポップの代表格 デペッシュが ジャズのスタンダード・ナンバーを カヴァーした異色作である 【7】 の リミックスを 手掛けたのもナイル。 これは 文句なしにカッコいい。 このカヴァーは 他にもリミックス・ヴァージョンがあり 彼らのアルバムやマキシ・シングルに収録されているので このアルバムじゃなくても聴く事ができます。 【2】 は Right On Track の ヒットで知られる ブレックファスト・クラブのメイン・パーソン、 スティーヴン・ブレイがプロデュースした楽曲。 アーティストの事は よく知りませんが 黒人グループらしいです。 スティーヴンらしい スタイリッシュなサウンドを 展開。 【3】 は プリンスの故郷で有名な ミネアポリス出身の4人組が披露するエレクトロ・インスト。 歌詞は Hit Me ! だけ。 後は 掛け声等で構成されたサウンド・コラージュ的な作品。 そのプリンスの立ち上げたレーベル ” ペイズリー・パーク ” から 87年にデビューした女性シンガー、 ジルの歌う 【4】 は 再びナイルのプロデュース作品。 【5】 は 映画のタイトル曲。 このサントラの為に結成されたプロジェクトでは ないでしょうか。 プロデュースは ナイル。 多分 彼のプロジェクトでしょう。 この弾む煌びやかなサウンドは 彼ならでは。 【6】 は Rock Lobster の ヒットで有名な 彼らが 解散状態にあった時期を 乗り越えて発表した作品。 ナイルのプロデュースである この曲で活動を 再開。 【8】 リード兄弟が結成した UK の 4人組バンド。 インパクトあるダークな楽曲。 ビリー・アイドルが歌いそうです。 不気味・・・ 【9】 言わずと知れたポリスのドラマーだった方。 「 ナインハーフ 」 等の サントラでも活躍していましたね。 すべて自分で手掛けたインスト。 いろんな ” 音 ” が飛び交う賑やかな作品。 【10】 【11】 私は よく知りませんが 彼女は この映画にも出演している女優であり シンガーでも あるらしい。 2曲とも ナイルのプロデュース。 2曲とも ハジけた感のあるビート・ナンバーです。 ナイルのプロデュースやリミックスが中心になっている構成のサントラですね。 彼の音楽やサウンドが好きな方には 楽しい 1枚でしょう。 ホール & オーツのファンとしては 【1】 を 聴けるだけでも嬉しい作品です ♪