The Accidental Husband[PAL-UK][Import]
素敵なキャスト、面白そうな設定・・なんですが、いまひとつパッとしませんでした。
見ている間は結構楽しんでいましたが、さほど記憶に残りません。
ユマ・サーマンの決断、女はあまり納得しないのでは?と思いながら見てしまいました。
本当にもったいない決断。
(自分がコリン・ファースのファンだからかもしれません!)
ユマ・サーマンは可愛らしいし、設定も嫌なタイプの役ではないです。
決してつまらない映画ではないのと、辛気臭さはないので、軽く楽しむにはいいと思います。
2回3回とリピートして見るか、と聞かれたら、それはない、と言うくらいの映画です。
好きと言えなくて [DVD]
容姿にコンプレックスがある役を、J・ガラファロが演じてるのですが、彼女も十分魅力的なので説得力がないと言えば、ないかも。
でも、ペットの情報など興味深かったし、単純だけど面白いストーリーだと思います。
恋人と見るのにはいいかも。
Les Misérables [DVD] [Import]
映画化をされた時にイングランドのとある小さな映画館で観ました。
当時はあまり予備知識なく観ましたが、心の奥底に深い感動を覚えた事を今でもはっきりと覚えています。
文豪ビクトルユーゴーは、今程文明が進歩していない時代の中で
人間とは何か?
人が持ちうる本当の勇気とは何か?
正義とは何か?
本当に人を愛するとは何か?
そして、生きるとは何か?
そんな壮大な問いをあらゆる人に問いかけている名作です。
この映画を観て少なからず私の人生観に大きな影響を与えてくれた作品です。
この名作に運よく巡り合えた事に感謝せずにはいられません。
あらゆる人種のあらゆる世代の方にお勧めしたい1本です。
The Truth About Cats & Dogs [VHS] [Import]
とても魅力的な3人のキャラクター。きっと3人のアクター・アクトレスを念頭において、脚本が書かれたに違いない。あまりにも役柄にピッタリとはまった配役だ。それにしても今から思うとなんとユマ・サーマンの使い方が新鮮なのだろう。今の彼女から考えられない役柄だ。自然でチャーミング、そして主人公のアビーを演じるジェニーン・ギャロフォロは、日本では見かけないタイプだが、そのオリジナリティー溢れるキャラクターは、とてもリアルで共感できる。そして、ブライアンを演じるベン・チャプリンも、イギリスのアクセントが新鮮。誠実な男性をとっても魅力的に見せている。
Les Misérables [DVD] [Import]
恥ずかしながら原作を読んだ事はありません。
「ああ無情」のタイトルでアニメ化されたものを観たことがあるくらい。
134分と、映画としては長めですが、原作に対してだとおそらくはダイジェスト版な感じなのでしょう。
しかし、素晴らしい映画です。
まずキャスト。
リーアム・ニーソンさんのジャン・バルジャンはならず者といった冒頭のシーンからただ者ではない雰囲気をみなぎらせ、改心した後の高潔な人物を見事に演じ、感動しました。
ユマ・サーマンさんのファンテーヌは一目観れば、妬まれる美人と解ります。
バルジャン逮捕に執念を燃やすアラン・リックマンさんのジャベールは完璧。
コゼット役のクレア・デインズさんは後に「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役になっただけあって初々しい。子供時代のコゼットもいたいけで可愛い。
駆け足な気がするのは否めませんが、要所要所は押さえしっかり感動できる重厚な作品です。父親として立派なジャン・バルジャンに私はハンカチ必需品。
他にもいろいろ書きたいですが、特にクライマックスのジャベールのあの行動には圧倒されました。
自他共に対して冷厳なジャベール、法が絶対だった人物が執念を燃やして長年ジャン・バルジャンを追い続けたのは、正義云々以上に人間として惹かれる(同性愛的な意味では無く)ものがあって、それを認めたくない思いもあったのかな。
このままでも良い映画なので、もっと時間があったら、という意見には賛成です。より素晴らしい映画に仕上がった事でしょう。
吹替え声優も良いですね。
毒気に満ちた映画に当てられた時の浄化用としてもお勧めです。実際私は最悪な映画を観てしまった<(@o@)>〜!!、という時の口直し用にもしています。
オリジナル劇場予告編だけでなくメイキングも欲しかったです。
英語・日本語音声
日本語・英語字幕