ワンダフル・ワールド・オブ・ワンダーミンツ
L.A.出身の三人組ワンダーミンツの96年の2ndアルバムです。最近ではメンバーのダリアンがブライアンウィルソンのバックバンドを務めていることで有名です。14曲中13曲がカヴァーということで、彼らのルーツを知る上で重要なアルバムだと思います。カヴァーの内容は、
1.The Monkees、2.Glen campbell、3.Paul Revere And The Raiders、4.Burt Bacharach、5.The Smoke、6.映画『バーバレラ』のテーマ、7.The Five Stairsteps、8.Pink Floyd、9.元Left BankのThe Stories、10.Hudson Brothers、11.Geoff Goddard、12.ABBA、13.The Turtles、14.セルフカヴァー
ブライアンの曲や、ソフトロック、ポップ・サイケにソウル等。完璧な演奏力や音楽的センスで、完全に彼らの音楽にしてしまっています。
日本盤は現在廃盤ですが、輸入盤が今では廉価で手に入りますので超オススメですよ!!
Wondermints
広がりのあるサウンドへはまだ模索中の状態だが、デビュー作としては上々ではないだろうか?いろいろなことを実験中でそのたどたどしさが逆に新鮮でもある。録音状態は二作目で飛躍的に良くなるが、このデビュー盤はまだ費用がかけられていないのか少し音が詰まった感じだ。ワンダーミンツサウンドへのプロセスを実感するにはうってつけの貴重なディスク。