Infinity+Integral Perfect Vocal Never7,Ever17,Remember11,12Reven
Ever17のオープニングのすばらしさは秀逸です。
プレイ前とプレイ中、そしてクリア後とそれぞれ感じるものが違います。
グラフィックも素敵なんですが、やはり「LeMU ~遙かなるレムリア大陸~」という
曲なくしては語れません。
今でも色あせないあの記憶は、この曲と一緒にあると思います。
そんなわけで、PSPで再販された当時の新OPにはなんだかなじめなかったんですね。
今回、このCDを買ったので自然と聴く機会も多かったわけですが、、、
「it's a fine day」いい曲じゃないですか。
メッセージ性はLeMUのほうがスゴイと思いますが、この曲も負けてないですね。
こういうカタチで纏まったCDがでなければ聴く事はなかったかもしれないと思うと
今回のこのCDは「当たり」です。
PS2での良い想い出を取り戻しに行ってきたら新しい発見がうれしい。
そんな一枚です。
Never7 -the end of infinity-(限定版)
最初に発売した「infinity」から今回のPSP版「Never7」までプレイしてきた私の意見、感想です。
PS2版やKIDミックスセクションなどNever7関連のCGがほとんど収録されているのはファンとして嬉しいです。
特典のサントラとブックレットですが…
・サントラはまぁまぁと言った感じでしょうか…PSP版のメモオフに比べると、入ってない曲があるので、些かボリューム不足に感じます。…需要の問題ですかね。
・ブックレットはPS2の説明書みたいで、指紋が付きやすく…痛みやすい感じなので、本にして欲しかったです。
しかし影崎夕那氏のちょっとしたコメントと、今回の特典テレカのイラストが見れるのは嬉しかったです。
さて、今回のPSP版は今までのリメイク版と違い…
主題歌のなかったOPムービーに「千億の星屑散らす夜ノ空」
EDには「綻びし華」という歌があります。
私はあまり知らないのですが、「Asriel」という方がこのOPとEDを歌っています。
個人的な意見ですが…
infinity特有の幻想的なイメージと、今回の今風な主題歌は合わない気がします。
・新規OPは雰囲気や演出は今風で、ムービーは綺麗です。特に影崎夕那氏のイラストとグラフィックを組み合わせた演出は大変気に入りました!
しかし歌自体は…私は少し苦手です。
こればっかりは好みの問題かと…
・EDは、歌と作風があきらかに合ってない気がします。たぶん以前からのファンも、初めてプレイした方が見ても合ってないと感じるはず…。
いづみEDは以前のED曲、川上とも子の「TRESURE DREAM」のようです。
以前と同じ曲で安心できます。
最後に…
この作品の主題歌には、幻想と切なさを曲に仕上げる志倉千代丸氏を起用して欲しかった…それだけが残念でした。
インフィニティ Plus
PC版の『Never7』『Ever17』『Remember11』『12RIVEN』が一度に揃うのが嬉しい。
『12RIVEN』は従来のシリーズのテイストを継承しつつ、一味違った新たな展開が楽しめる。
また、他の同ジャンルでは味わえないハイクオリティなシナリオも必見です。
PC版は、800x600pxの解像度で収録されているようです。
ただし、ムービーは640x480pxとPS2版と同じ解像度です。
付属の小冊子「Infinity plus Premium Book(約21ページ)」では、それぞれの作品の解説
や設定、開発者の対談が収録されている。
ファン必見のコレクターズアイテムとしてお勧めできます。
プレー環境
OS:Windows Vista Ultimate x64 SP1
CPU:Core 2 Duo E6600(定格)
GPU:GeForce 9800 GTX(定格)
Memory:DDR2 800 4GB
Monitor:LCD-MF241XBR(1920x1200)
Never7 -the end of infinity-(通常版)
Ever17をプレイして、どこか哲学的なものを感じさせるその世界観に魅かれ、
シリーズに興味を持ったのがきっかけでプレイしてみました。
伏線回収の爽快感はやはりEver17の方が勝ると感じましたが、
それぞれのルートのシナリオは、全体的にこちらの方が好きでした。
序盤から次々と沸き起こる疑問が、各ルートを進めていくごとに
少しずつ解消されていくので、先が気になり中だるみ感もそれほど感じずにプレイできました。
セーブ箇所の多さやスキップ、クィックセーブ・ロード機能等、システム面も抜群です。
全てのルートをクリアしても、解消されない疑問がいくつか残ったのが少し気になりましたが、
細かい所ではEver17でもそれはありましたし、自分の中で考察したり、考察サイトを見たりして補完するのも
このシリーズの楽しみ方なのかな、とも思いました。
条件を満たすとオマケで追加シナリオがプレイできます。
ほとんどがユーザーから公募したもののようですが、
中には面白いと思えるものもありましたが、正直ここまで本数なくても・・・(30本以上!)
という気もしました。。。
元々はだいぶ前の作品なので立ち絵等が少し古いと感じたり、あるルートだけ同じ人が書いたとは思えないような
「???」なクォリティのシナリオだったり(これは追加シナリオの方に入れたら良かったかも?)、
ちょっと残念な部分もありましたが、
終盤で出てくる量子論?だったり、小難しいけど興味深い話など、独特の世界観は期待通り満喫できました。
どうしてもEver17と比較されたり、その陰に埋もれてしまっている感がありますが、
もっと日の目を見て良い作品だと思います。