Loading...
|
占星術殺人事件 (講談社文庫) |
メイントリックのアイディア自体は巧いと思いますし、それを成立させる為に事件を戦前に設定した点は、よいと思いますが・・・そんなに傑作ですか??
個人的にはミステリは主に謎に満ちた出来事を解明する事で、解明者である探偵や策謀者である犯人の人間性を浮かび上がらせていくモノだと思っています。犯人が奇抜なトリックで自己保全を目論む・・・トリックが奇抜であればあるほど、それを実行する犯人の人間性が重要になってくる。「なるほど、こういうひとなら、こうした事をするのは、納得できる」と読者に思わせる事が重要でそれこそ、書き手の腕の見せ所ではないでしょうか?そうした観点で言うとこの作品あまりに犯人の印象が薄い。自分には、こうした犯罪を侵す人間にどうも思えてこない・・・・ もっとも、犯人の印象が薄いのは、二三の例外を除く島田作品全体にいえること。この辺をどう考えるかで評価が別れるでしょう。 |
異邦の騎士 改訂完全版 |
昔、御手洗シリーズを読みあさった時期に一度読んだのですが、長旅もあり久しぶりに手に取りました。
トリック云々の前に、ストーリーが面白い。 多少強引な部分もありますが、元町、関内あたりが好きな自分としては、情景まで想像できてよかったです。 でも、やっぱ悲しい話はあとに残るなぁ。。 |
もしもこんな 島田荘司 がいたら・・・
名前からも夏感がバンバン出まくっているお祭り野郎 島田荘司。1度聞いたらやみ付きになる“フューチャーポップ”の今を知りたいという人にはオススメ。
「自然とそれぞれの恋愛観を話し、遠いところにいる大切な“あなた”に向けて書くことに決まりました。」
ほえ~。ということはこれを頭に置いて言ってたのかな?
『 たいていの人々は、運命に過度の要求をすることによって、自ら不満の種をつくっている。 』( フンボルト )
っちゅうことですねー確かに。
『御手洗 潔のダンス』 島田荘司:著
作者: 島田 荘司; 出版社/メーカー: 講談社; 発売日: 1992/08; メディア: 新書. 内容(「BOOK」データベースより) 人間は本来、空が飛べる生き物だと常々主張していた幻想画家が、 4階にあるアトリエから奇声を残して忽然と消え失せた。 ...
島田荘司を読み直す 「火刑都市」
島田荘司の著作は殆ど読んでます。もちろん最初に読むなら「占星術殺人事件 」をオススメします。 評判通りの超名作で、全く期待を裏切らないトリックです。ちょっと古いかもしれませんが。 で、久々に棚を見てたら読んでない本に出会って即買いして ...
牧逸馬の世界怪奇実話
世界怪奇実話シリーズでは、この本に収録された以外にもあるみたいですが、島田荘司の好みでチョイスされてる様です。なんで今時、牧逸馬の実話シリーズを編集したのかなあ? 牧も、文壇からは異端視され、付合いがなかったみたいだから、そんなところに ...
「秋好英明事件」 島田荘司
秋好英明事件 (文春文庫 し 17-6), 秋好英明事件 (文春文庫 し 17-6) (2007/06) 島田 荘司 商品詳細を見る. 『一家四人殺し』は単独犯なのか、内妻との共犯か―昭和五十一年六月に福岡県飯塚市で起き、世間を震撼させた大事件。犯人として逮捕された秋好 ...
Pの密室 島田荘司
Pの密室 (講談社文庫)/島田 荘司; ¥650; Amazon.co.jp. 御手洗潔の幼年時代の事件簿。 名探偵コナンみたいで面白いです。 御手洗は小学生のころから女嫌いだったのだなぁ… 女だらけの園で育って、ちやほやされすぎて. 嫌になったのか? ...
夏、19歳の肖像 島田荘司
島田荘司の事ばかり考えていたら、 島田氏が夢に出てきた。 これは、島田荘司の作品をもっと読めというお告げかもしれない… ま、そんなはずないが島田荘司の初期の名作「夏、19歳の肖像」を読んだ。 これは御手洗シリーズではなく青春ミステリー。 ...
Classical Fantasy Within 第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 決死の千騎行
島田荘司×士郎正宗『Classical Fantasy Within』第二部、再開! オリジナル壁紙ダウンロードサービス実施中! http://cz.kds.jp/cl/Q15.16243.2201000105.1323181. Classical Fantasy Within 第四話 アルジャイヴ戦記 (講談社BOX) ...
{UFO大通り} 講談社ノベルス
■UFO大通り 【島田荘司 定価924円】 10/6 鎌倉の閑静な住宅街で起きた殺人事件。被害者は、白いシーツを全身に巻かれ たうえ、フルフェイスのヘルメットをかぶり死んでいた……。時を同じくし、 事件があった家の2件隣に住むお婆さんが、自宅前の道をUFOが ...
無事帰宅と読んだ本
帰りの新幹線の中では、超積読本の島田荘司著「本格ミステリー宣言2 ハイブリッド・ビーナス論」を読み、先ほど家で読了。 島田氏の言いたいことはわかるような気もするが、やはりこの議論は最後までかみ合わないのではないか。 ...
『異邦の騎士』 島田荘司:著
作者: 島田 荘司; 出版社/メーカー: 講談社; 発売日: 1998/03; メディア: 文庫. 内容(「BOOK」データベースより) 失われた過去の記憶が浮かびあがり男は戦慄する。 自分は本当に愛する妻子を殺したのか。 やっと手にした幸せな生活にしのび寄る新たな魔 ...