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おのぼり物語(バンブーコミックス) (バンブー・コミックス) |
タイトルから想像して、ギャグをからめたサクセスストーリーとしてのカラスヤ版「まんが道」なのだろうと思い本書を手にとった。
ところが、ギャグはところどころあるものの、上京によるとまどい、ひとり暮らしの孤独、漫画家という職業による将来の不安、などの描写と話の途中にはさまれる東京の風景スケッチとあいまって、まるでつげ義春の作品でも読んでいるような辛気くさい雰囲気にとまどった。 しかし、本書の後半にある「出来事」(これはあなたが読んで確かめていただきたい)を読んでその理由がわかった。 この本は、ひとりの男の上京物語であるだけでなく、人生の物語でもあるのだ。 「明日には忘れてしまうような事を 話したりできる相手がいれば 人生が 楽しくなると思ったら 大まちがい んなことは関係なく いかなる時も 人生は 楽しまなくてはなるぬ」(本書94頁) カラスヤサトシの人生哲学(と言ってはおおげさか)が表れた、いい言葉だと私は思う。 |
カラスヤサトシ 3 (3) (アフタヌーンKC) (アフタヌーンKC) |
作者と同性の読者に激しく共感を呼び起こす力のある作品という点で
同掲載誌の『江古田ちゃん』と両雄並び立つ名作といえるのではないでしょうか。 私自身は女ですが、この漫画は大好きです。 「植物や機械、玩具と正真正銘の交流ができてしまう特殊感性」。 そして 「手足の指の凹凸、樹木、標識、建築物などから人や怪獣の顔を認識できてしまう特殊感覚」。 これらはもしかしたら 意外に多くの人に、知らずに(陳腐な言葉を当てるなら「童心」として) 備わっているものなのかもしれません。 この方がすごいのは その、自分だけに見えている世界を 「絵と文で一般人に説明しきり、落ちまでつける技術」にあると思います。 受けを取ること=至上の命題のごときひたむきさ?で 一方通行や失笑を恐れずに自らのこだわりをすくい上げ、さらけ出し。 結果 「一人でいくらでも閑をつぶせる大人」の生き様が これでもかこれでもかと提示されていき… 読者はその孤独で豊かな時間に、素直に漂うことができるのです。 (真面目にほめると、T田氏に「ぷっ…」とか言われそうですが、負けずに書いてみました^^) |
萌道 (バンブー・コミックス) |
本書は漫画カラスヤサトシで微妙に知名度を上げた漫画家カラスヤサトシ氏(ややこしい)と、ドSの担当編集者の二人が日本各地の萌スポット巡礼していくお話。まあ巡礼と言ってもほとんど東京近郊にしかいってませんが。 メイド喫茶にいったりメイド美容室にいったりメイド整体にいったりメイド占いの館にいったりアキバでメイドさんとデートしたりとほとんどがメイド系の話なのはご愛嬌。もちろんメイド系以外のお店もあります。 カラスヤサトシの漫画特有のグダグタ感が好きな人はもちろん、萌系のお店に興味がある人等にオススメです。 それにしても講談社の某編集者といいどうしてカラスヤ先生にはロクな担当者が付かないのだろうか? |
思いがけずこんな カラスヤサトシ を夢で見た・・・!
時には芸人をたじろかせるほどのボケで、周囲を爆笑の渦に巻き込む カラスヤサトシ。よりリアルな世界観を提示しつつも、決してベタつかない清らかなヴォーカル。
「あーなるほど、音楽業界に革命を起こすのに忙しかったんだなって納得したんだ。」
う~む意味深。こりゃまさにあれだね。ほら、なんつうかその、
『 貸すならば、なくしても惜しくないだけの額を貸すことだ。 』( ジョージ・ハーバード )
なんだか納得。
おのぼり物語 カラスヤサトシ
そんな中、カラスヤサトシ先生の「おのぼり物語」もついに単行本化! 「まんがくらぶ」誌での連載も毎月欠かさず呼んでいましたが、実にいい。 作者本人が何のアテもないままに漫画家を目指して東京に上京してきた際の実体験を自ら漫画化、いわばカラスヤ ...
「おのぼり物語」カラスヤサトシ(竹書房)
そうだから、1人暮らしへのメッセージとか、孤独との戦いを応援とか、そういうんじゃないです。だって、最後のコトバは「ようわかりまへん」だし。それだからいいんですね。本作はカラスヤサトシが東京で1人で暮らした話ということで。 ...
カラスヤサトシのハッピーセレクション「キャットライン」「ひえひえ美容」
感度の高い女性たちの間で流行しているものをテーマに、取材一切なし、ネット検索禁止状態で、カラスヤサトシが、8コマ漫画に挑みます。 カラスヤからメッセージ新刊『おのぼり物語』発売中です。竹書房より。5.
カラスヤサトシ『おのぼり物語』
しかもバイトもアシスタントもしないと誓いを立てて(『カラスヤサトシ 2』に書いてあった)。マンガの仕事がまともにあるわけじゃない。誰とも会わない日が続く。なかなかヘビーな状況だが、基本4コマ形式だし、のんびりしてる。 ...
[漫画][まんがライフMOMO]カラスヤサトシ『おのぼり物語』
作者: カラスヤサトシ; 出版社/メーカー: 竹書房; 発売日: 2008/09/17; メディア: コミック. 2002年、28歳の作者が漫画一本で食っていくことを志し、一人上京した後の紆余曲折を描いた作品。 若かったあの頃を懐かしむ、というにはあまりにも近い過去の話 ...
カラスヤサトシ『おのぼり物語』
日本橋のワンダーランドに並んでいて、思わず手に取りました。
カラスヤサトシ先生作「おのぼり物語」発売!描き下ろしメッセージ ...
【とらのあなWebSite】カラスヤサトシ 「おのぼり物語」http://www.toranoana.jp/cgi-bin/R2/d_search.cgi?item_kind=2000&bl_fg=0&nam=&act=%83J%83%89%83X%83%84%83T%83g%83V&mak=&adl=0&dys=&dms=01&dye=&dme=01&img=1.
[09/17] おのぼり物語
バンブーコミックス(竹書房) / [著]カラスヤサトシ / 590円.
『カラスヤサトシ』
この前神楽坂でご飯を食べた大学時代の友人たちなんだけど、 マンガの編集者やってる人もいるので、会うと時々おすすめのマンガを聞いて読んでます。 で、今回満場一致で勧められたのが『カラスヤサトシ』。 「オマエはぜったい気に入るはず」とずいぶん ...
カラスヤサトシのハッピーセレクション「大人ニコMIX」「年下草食 ...
感度の高い女性たちの間で流行しているものをテーマに、取材一切なし、ネット検索禁止状態で、カラスヤサトシが、8コマ漫画に挑みます。 カラスヤからメッセージ9月17日に竹書房より『おのぼり物語』590円で出.