ニコラス・ペイトン 商品

ニコラス・ペイトン クロスフェイド

1999年9月。ニューヨークでのスタジオ録音。
著者 田中伊佐資氏の「ぼくのオーディオ ジコマン開陳」に紹介されていたので購入。

9曲目のイン・ア・メロー・トーンが低域のチェックに欠かせないソフトとの記述。
デビット・マレイのバスクラリネットとゲイリー・ピーコックのベースの絡み具合が課題だと言う。

バスクラリネットは音の太さ、厚み、重量感が必要で、大き目だがセンターにピタリと音像が定位する装置の能力も問われる。
ベースは左に定位するが、クリアーな音質と音程の明確さ、締りの良さとはじける軽快な要素が必要。

大坂のドラムスは、革がピンと張った感じの引締まって力強いバスドラの立上りと量感の両立が表現出来るかがポイント。
音質的にも実在感のある生々しいバスドラで、軽量コーンと強力な磁気回路のスピーカーシステムが必要。

全体的なクオリティーは水準を超えているが、オンでデッドである。
小型の装置では真の再生は不可能なソフトで、自身の装置を一度テストしてみたい方は是非ご購入を。 クロスフェイド 関連情報




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