私事で恐縮ですが、仕事柄シャツやハンカチにアイロンするのが日課です。
1日の終わりに、コーヒーを淹れ、好きなCDを流しながらほぼ毎日アイロンをあてます。
そして、このアルバムはそんなアイロンのためのBGMとして完璧な一枚になりました。
ほぼ全編ギター2本(アコ・エレ各1)、ウッドベース、ドラム(主にブラシ)、ヴォーカルというシンプルなフォーマットです。
そして各楽器の音色が非常に美しく、且つ深く響き、部屋を暖かな空気で満たしてくれます。
カバー/セルフカバー集ですが、全体の流れや統一感がそれを感じさせません。(いい意味で)
楽器も歌声も耳に心地よく、柔らかく届きます。
しかし、そこはヨ・ラ・テンゴ、ただソフトなだけの音楽は創りません。
苦悩や狂気や毒を柔らかな布で覆ったかのよう・・・ヴェルヴェットUGの3rdアルバムにも共通する、そんなイメージを感じました。
毎回楽しみなアートワークはもう最高だと思います。
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