どの曲も歌メロにフックがあってキャッチーになりました でもキャッチーだけどポップになったわけではないです 彼らがBURRN!のインタビューで語っているようにね
歌メロが充実したことによって魅力が増え、アルバムのクオリティは上がりました 前作はHeadhunterやUnder The Scavenger Sunなどのようにレベルの高い曲があったのも事実ですが、扁平で退屈な曲もあったのもまた事実 そのことを考えれば今回の作品でSTEELWINGは大いに成長したと思います
レコーディングの前には、ACCEPTやBLIND GUARDIAN、SABATONなどの有名ベテランバンドのワールドツアーに同行して前座を務めたりするなど彼らはライヴ三昧で、その時の経験も大きくソングライティングに影響したようです The Running ManやFull Speed Aheadなどはかなりライヴ映えする一曲だと思います
歌メロだけではなく、1stからの長所で彼等の持ち味である、ライリーの熱いVoやエッジの効いたギターリフ、正統派ファンのツボを刺激するようなタイミングよく踏まれる荒々しいツーバスなども洗練されカッコよさが増しました
ぜひとも来日してツアーで鍛えたものを日本のファンに披露してほしい そのためにはCDを買ってください(笑)
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スウェーデン産ツインリード擁する5人組のデビューアルバム。昨今の若手による正統派復興運動いわゆるNWOTHM(New Wave Of Traditional HM)の中から現れた期待の新星がこのSTEELWINGである! 欧州のバンドコンテストで優勝しNuclear Blastとの契約を獲得してこのアルバムでデビューとなるわけであるが、欧州の熱いメタルヘッドたちの支持を集めたのも納得だ。 メイデン型を基盤とし 時にBLITZKRIEG〜SATANをも彷彿させるNWOBHM臭さが 漂う。 そこに突き刺すようなヒステリックなハイトーンを持ち味とするボーカルが乗り、男臭いコーラス/掛け声が硬派な男のメタルを主張する! まさにNWOTHMの真髄ここにあり! WHITE WIZZARDほどには キャッチーでもないしメジャー感もない。さりとてIN SOLITUDEほどには奇怪さやダークサイド臭はない。 まさに中道、硬派にトゥルーメタルの道を熱き思いで突き抜ける期待の新鋭だ! ロード・オヴ・ザ・ウェイストランド 関連情報