第9話「小さな風」 世間知らずながらも行動力溢れ、頭も冴えるリディアの魅力満載です。 それを更に上回る藩王とジュスランの采配にも感じ入る点がありました。 目先の利益と相手の表面ばかりに目が行く視野の狭さをバルアミーを持って さりげなく批判している点もなかなか巧妙でした。第10話「エウリア崩壊」 身から出た錆びか、猛毒に気づかなかっただけか。 ヒューリック提督として担がれる彼の憂鬱と迷いとは裏腹に、 立場と私利のために躍起になる周囲がなんだか哀れに見えてきます。 今まで逃亡生活が長かったためか、旧友との再会、人質など、 ようやく彼の話が動き始めた感じがします。 ただ、まだ次章の出だしのためか見応えは薄め。これからでしょうか。 TYTANIA -タイタニア- 5 [DVD] 関連情報
原作小説は勿論、2時間ドラマでもお馴染み?の「浅見光彦シリーズ」ドラマCDです。全体の感想としては、面白く聴くことができました。ドラマCD化にあたって変に脚色されている部分もなく、原作好きとしても及第点ではないかと。(それが転じて、全体的に派手さがなく淡々としているという悪い点になる気もしますが)収録時間は計78分です。キャストトークやおまけはありません。小説1冊を78分にまとめているので、展開は駆け足です。ただし、駆け足ではあるのですが、ストーリー全体を圧縮して聞かせるのではなく“要所の場面は抜き出してそこはきちんと描き、そうでない場面はナレーションで済ます”という手法がとられており、不思議と場面場面の聞き応えはありました。声優さんはどの方もイメージぴったりでした。原作の雰囲気を壊していません。浅見光彦(CV羽多野さん)は、滲み出る育ちの良さや事件に首を突っ込む様、母には弱いところも原作ままでしたし野上刑事(CV小西さん)は、あの実直な人柄がよく伝わってきました。個人的には、若手刑事の石川(CV野島さん)がなかなかに良かったなーと思いました。星四つ付けましたが、それは私が原作既読で元々好きだったからかも…少なくとも、TVドラマなどで「浅見光彦シリーズ」をなんとなくでも知っていた方が楽しめるのかなと思いました。 ドラマCD 浅見光彦シリーズ「後鳥羽伝説殺人事件」 関連情報
コーチ、選手たちのコトバを集めた一冊です。読んでみて、ちょっと複雑な読後感というのが正直なところで、自分に響くコトバと「ふーん」というものとはっきり分かれてしまいました。たとえばザッケローニ サッカー日本代表前監督が扱われていますが、この本が出版されたのがW杯前。それを現在読むと、W杯の結果がよぎってしまい素直に読めなかった。コトバの意味が失われていないはずなんですけど・・。また、ラグビー関係者の発言に響くコトバが多かった。これは、松瀬さんのラグビー選手だった経歴や今までの著作による取材者との関係性があるのかもしれないのですが、文章が勘所を押さえていた感じがしました。それと比較して、登場選手にロンドンオリンピック出場選手が多く、読者への分かりやすさを優先した感じも。もう少し掘り下げてみたら、深みが増したかも。でも、上記ラグビー関係者や日本ハムファイターズのGM山田正雄さん等、グッとくるコトバもいっぱい扱われているのは確か。全ての発言がグッとくるかどうかは個人差があるかもしれないけど、損はない一冊だと思います。 一流コーチのコトバ―「リーダーに大事なことはブレないこと」 関連情報
原作読まずにCDから聴きました。話はちゃんと理解できるし面白いし、でもちょっとラブちっくな部分もある。それなりの収録長さもあって満足の域。後日もう一回と聴きたくなるCDに仕上がっています。小西さんもイメージにぴったりだし、おおっ!と思ったのは三宅健太さん。いい味だしてます、やっぱり。 ウチの探偵知りませんか? 関連情報
とってもあたたかいお話です。マンガを持っている方ならもちろん、持っていない方でも十分楽しめるCDだと思います。幸せのあり方、思いの強さ。生まれ、人生を歩んでいく中で、大切なことが沢山暗示されていると思います。キャストも有名な声優さんばかりです。ボーナストラックも楽しく聞けましたvマンガにべったり沿っている訳ではなく、テンポよく仏7までのお話が入っています。テンポがいいのにじっくり聞けます。魅力的!最後にサっちゃんがセンジュくんに...!是非聞いてみてほしいです♪ ドラマCD「仏ゾーン 覚醒の章」(CCCD) 関連情報